霊感検定 春にして君を離れ (講談社文庫)

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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062936323

作品紹介・あらすじ

霊が視えても不幸じゃない。君を、救いたい。霊に立ち向かう霊感高校生たちの一途さに共感の声、続々。読者支持ナンバーワン『記憶屋』でブレイクした注目の著者による、癒し系青春ホラー、第3弾!

最愛の兄を突然失い悲嘆に暮れる弟の携帯に届く、兄からのあり得ない着信。霊が視えないのに心霊相談を持ち込む母親の苦悩。人知れず霊に悩む者を心霊現象研究会は秘めやかに救い続ける。霊を信じない同級生の冷たい視線も気に留めぬ、霊感高校生たちの一途な行動が切なくも爽やかな感動を呼ぶ傑作。

イラスト・loundraw(『記憶屋』『君の膵臓をたべたい』)

感想・レビュー・書評

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  • 幽霊が見える高校生たちが、様々な心霊現象の謎を解いていく短編連作。こういうことが本当にあるかどうかより、心霊現象に翻弄される人たちの心の揺れと高校生たちの微妙な心理を描いている。心霊現象が普遍的な人の心の内を描き出すものであれば…、このあたりはもう一息というところか。

  • 今回も面白くて、優しさが溢れてたな…。

  • 今回は夏目くんの出番が多かった。みんな優しくてほっとする

  • シリーズ第3弾
    4つのお話と、各章の間に彼女の話として、
    短いお話があります。
    章のプロローグ的なお話しと、優しいお話しです。
    夏目と筒井のお話が好きだなぁ~(*´◇`*)

    そしてエピローグで、新メンバーの可能性が?
    伐との競演が楽しみです。

  • 霊が視えても不幸じゃない。

    人知れず霊に苦しむ者たちを、心霊現象研究会のメンバーは秘めやかに救い続ける。霊を信じない同級生の冷たい視線を気にも留めずに、人を悩ます霊に立ち向かう霊感高校生の一途な行動が、静かな感動を呼ぶ。

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著者プロフィール

1980年イギリス・ロンドン生まれ。2013年、第14回講談社BOX新人賞Powersを受賞した『霊感検定』でデビュー。15年、第22回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞した『記憶屋』は、シリーズ累計35万部を超えるベストセラーとなる。その他の著作に『SHELTER/CAGE』『黒野葉月は鳥籠で眠らない』『301号室の聖者』『世界の終わりと始まりの不完全な処遇』『ただし、無音に限り』『響野怪談』がある。

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