22年目の告白-私が殺人犯です- (講談社文庫)

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著者 : 浜口倫太郎
  • 講談社 (2017年4月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062936484

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22年目の告白-私が殺人犯です- (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 「私が殺人犯です」時効となった連続殺人事件の犯行を告白したのは、住民票、戸籍がなく、学歴、職歴、何もかもがわからない謎の人物曾根崎雅人。
    彼の告白本を担当編集する事になった川北未南子は、彼の美しさ、優しさ、優雅さ、そして何より読者を魅了してやまない文章に惹かれていく…。彼の中には天使と悪魔が同居しているのか。曾根崎雅人は本当に5人を殺した犯人なのか⁉︎

    映画の為の小説という事で淡々としているかな。深みはあまりない気がした。だけど曾根崎が色々とやらかしてくれるのでドキドキハラハラ飽きる事なく読み進めることができた。ラストも、おぉ!と思う事もあったし、やっぱりと思う事もあったし楽しめた。面白かったです。

    22年という月日を皆がどのような思いで過ごしたのか。そこがポイントだ。被害者家族、刑事、そして犯人。それぞれ、何年経っても忘れられないものなんだと強く思う。

    映画化にあたりひとつ気になることが。主人公に1番近い川北未南子が映画の相関図に入っていないということ。彼女の存在は無くなってしまうのかな?
    「ソネ様」「子宮ボイス」そして「ソネ立ち」(笑)藤原竜也は曾根崎を上手く演じられるだろうなぁ。映画楽しみだ。

  • 面白くて 一気に読んだ。
    あとで 脚本から起こした本だって知って ちょっと複雑。確かにそう言われたら 映像的だもんなぁ。
    それにしても二転三転した結末は全く想定外。
    こういうストーリーは思いつかなかったけど いい展開だったなぁ。じゃないと まるでひどい話のままになっちゃうし こういう展開になったことで 少し明るい気持ちで終われたし。

  • 編集者・川北未南子の前に突如現れた美青年・曽根崎雅人。彼から預かった原稿は、時効となった連続殺人事件の犯行を告白したものだった。その残忍な犯行記録『私が殺人犯です』はたちまちベストセラーとなり、曽根崎は熱狂を煽るかのように世間を挑発し続ける。社会の禁忌に挑む小説版『22年目の告白』。

  • 仙堂の動機と自己顕示欲がいまいちしっくりこなかった。6人も殺して時効を迎えたにも関わらず、自ら尻尾を出してしまう自己顕示欲が理解できない。火曜サスペンス観ているような感じになってしまったのが残念。

  • 途中でそういうことか!と先が読めるけど、読む前に想像してたのとは全く違った。映画も見たくなった。

  • 映画化されコマーシャルに乗って読んでしまった。映画化されてなかったら読まなかったと思う。展開が早く引き込まれる。良くも悪くも映画的。小説を読んだと余韻に浸る事はなかった。

  • 久しぶりに一気に読んだ。
    大切な人を奪われた怒りや悲しみで内臓が焦げるような匂いがする。そんな、ときにこちらが苦しくなるほどの描写もあったけど、離れることができなかった。
    はじめは映像化の俳優のイメージがつきまとったけど、それをいい意味で消してくれるような魅力ある主人公たちだった。読了感ヨシ。

  • 藤原竜也さんのビジュアルが大変好みで、本屋さんで目があってしまったが最後お買上げです。
    映画の原作かと思っていたら「映画の脚本を元にした小説」とのことでした。作中に出てくる手記でもありません。
    主人公に魅力を見いだせず出版社の同僚の反応も深みがなくてよくわからない。犯罪者の手記に嫌悪を覚える性格なので、作中の曾根崎の本を出版するに当たっての心理に胸が悪くなり何度か読むのをやめようかと思いましたが、曽根崎がどんな運命を辿るのか見てやろうの思いも強く湧いてページをめくりました。物語は二転三転と思わぬ方向に転がっていきながら、真実を明らかにしていく痛快小説に近いものがありました。
    作中に私が抱いた曽根崎への感情は完全に作者の術中にハマった形となりまんまと「やられた……」と言いたい気分になりました。
    エピローグもいい話だよ……ソネさま~~~

  • 映画『22年目の告白︲私が殺人犯です︲』を小説化!

    編集者・川北未南子の前に突如現れた美青年・曾根崎雅人。彼から預かった原稿に書かれていたのは22年前の連続絞殺事件、その犯人による告白だった。新感覚サスペンス映画『22年目の告白』の小説版が登場!

  • ショッキングな題名で、映画化もされた一冊です。
    まだ、映画は、見ていません。
    話が二転三転しますが、最後の真犯人は、意外や意外に...。
    最後は、泣けます...
    オススメの一冊です。

  • 終盤のどんでん返しが見どころなのだろうが、浅く、薄っぺらい、まさに二時間ドラマのようなオチに愕然。

  • 最初に映画を見てしまったので、あまり期待していなかったが、大どんでん返しでとても面白かった!

    映画とはまたクライマックスが少し違って、胸が熱くなった。

  • 映画は観ていません。
    でも映画が面白そうだったから読んでみたけど、かなり面白かった。
    最初から最後まで退屈なタイミングがなく、あっという間に読み終わった。
    何故、告白本を出したのだろうと気になり、でも途中から少し読める展開もあるけど、それを差し引いても面白かった。
    文章的にも読みやすく、オススメ!

  • 基本、ノベライズは読まない。
    この作品は映画と同時に出版される、あくまでも「小説版」とのことなので、予告映像に惹かれて、読んでみた。
    予告映像のイメージが強く、劇場型犯罪を描いた作品なのかと思ったら、小説版では主人公を編集者の未南子にしており、ストーリーの主軸は22年前の連続殺人事件の告白であるものの、それぞれの登場人物の本に対する思いを上手く練り込んだ「本の物語」でもある。
    映画を観ていなくても、展開は結構早い段階で読めてしまう。それでも、被害者遺族のそれぞれを思いやる気持ちがとても切ない。映画は観ていないけど、小説だけで、十分、満足出来る作品。

  • 過去の迷宮入り連続殺人事件の犯人を名乗る曽根崎が、告白本を書き名乗り出る。しかも彼は美貌の持ち主で文才もある男だった。
    そのため世間的に人気が沸騰し、被害者遺族や追っていた警察に衝撃を与える。そんな中、人気報道番組を持つ名キャスター仙道が正義感を露にし、曽根崎と対決する。
    なぜ曽根崎が本を書いたのか、なぜ仙道が自信を持って曽根崎を追い込むのか、事件をずっと追っていた刑事はどんな思いでこの事態を見守っているのか、なぜ表紙が東京タワーなのか…
    色々な謎が氷解していくのは、なかなか面白かった。
    まぁ犯行動機が今一つ理解できはしなかったのだが。

  • 映画の小説版として書き下ろされた作品のようなので、正確には違いますが、タグは「映画化」にしてあります。

    22年前に起こった東京連続絞殺事件。
    未解決のまま時効を迎えていた所、その犯人と名乗る人物が、犯行の様子を詳細に記した告白本を出版。
    殺人犯であるにも関わらず、その美貌のせいで熱狂的なファンも現れ、一大ブームになる始末。
    事件を捜査していた刑事、被害者遺族、出版社の編集担当者それぞれ、複雑な思いを抱く中、その結末は?

    途中からもしかして、と思いながら読みましたけど。
    まぁ・・・ね。実に映画向きな終わり方といいますか。
    読みやすく、それなりに楽しめた作品ではありました。

  • タイトルに惹かれて購入。
    正直、読み進めるにつれて、展開は読めたが、それでも充分なほど読み応えがあった。
    最後のシーンでは目頭がちょっとだけ熱くなった。

  • 映画は見ていませんが、手に取ってみました。あっという間に読み終わりました。よく言えば、ポンポンとリズムよく、際立たせて書いてあるんだけれど、もう少し深く書いてもいいのでは。トラウマとか心理とか。あと、わからないのが、牧村がどうしてファンタジーものなんだろうね、どうしてどうして。

  • これは藤原竜也だわ。
    読後に納得しました。
    殺めることを主題に演じさせたら日本で一番であろう藤原竜也にぴったりすぎる人物がそこにいました。
    曾根崎の美しさと怖さは藤原竜也にしか演じられないだろうし、物語にリアリティや説得力を持たせるためには藤原竜也が必要不可欠だと思いました。

    とはいえ、映画は見ていない私が言うのもアレですが、初見は映画の方が良いかなと思います。
    物語の雰囲気、曾根崎がそこに存在していること。
    それらはきっと映画の方が楽しめるのではないでしょうか。
    映画で驚嘆した後、物語の精密さや展開を小説でゆっくり楽しむのが良いと思います。

    殺人は悪ではないのか?とかではなく、最近のマスメディアやSNSの在り方が問われている作品ではないでしょうか。
    知らず知らずのうちに自分もこの作品に加担している…なんてことがあってはならないよう戒めたいです。
    人を殺してはいけないし、人を傷付けてはいけない。
    当たり前のことですが忘れてはなりません。

  • まったくグロくなくて、読みやすかった。
    (⸝⸝⸝´ꇴ`⸝⸝⸝)♪♪
    サクサク読めるエンターテインメント小説でした

  • 時効となった連続殺人犯が美青年で、その犯行を記した告白本を出した。

    映画の書き下ろし。ということで、原作を映画化するのとは違って、映画の内容そのまま。を小説にしているのかな?と思っていたのだけど、映画のレビューを見る限りだと小説では主人公の女性編集者が出て来ないとか。(^^;
    そして私が一番惹かれたのは、主人公を含めて主要登場人物が読書と深い関わりを持っていること。

    センセーショナルなミステリー小説なのに、どこか温かく感じるのは、そういう部分が深く関わってくるからなのかもしれない。

    冒頭部分から刺激的で衝撃的なので引き込まれやすく、ドキドキしながら読んで、後半に向けて、辛く悲しく、やるせない感情で涙がこらえきれなくなり、。
    真犯人が判明するあたりは、確かに、どんでん返しなのだけど、この本の魅力は、そういう所ではないような気がするなぁ。

    様々な過去と色んな生き方をしている人達が、「読書」というワードで繋がっている。

    多分、映画の方は刺激的な部分の方が強く描かれているのかも知れないのだけど、本好きな人には、是非、小説版を読んで欲しいなと思いました。(*´∀`)

  • ‹内容紹介より›
    編集者・川北未南子の前に突如現れた美青年・曾根崎雅人。彼から預かった原稿は、時効となった連続殺人事件の犯行を告白したものだった。その残忍な犯行記録『私が殺人犯です』はたちまちベストセラーとなり、曾根崎は熱狂を煽るかのように世間を挑発し続ける。社会の禁忌に挑む小説版『22年目の告白』。

    ーーー
    映画が面白そうだったので、小説版を購入してみました。
    被害者遺族や捜査担当者の曾根崎に対する怒りや、未南子の同僚や親友からの辛辣な批判なども細かく描かれ、同時に世間の無責任な熱狂もリアルで、とても面白く読めました。
    もちろん、実際にこのようなことが起こってほしくはありませんし、そういった本が出た時に自分が読むかどうかはわからいですけれど、この小説自体はいい本だな、と感じました。
    ラストのどんでん返しは、「まあ、そうだよね」という感じでしたが、物語のしめ方はあたたかみのある最後で好感が持てました。

  • 驚愕の先の涙、涙! 小説というもう一つの衝撃。
    書籍編集者・川北未南子は苦悩していた。突如現れた美しい青年・曾根崎雅人から預かった原稿は、巧みな文章で綴られ、彼女を魅了した。しかし、そこに書かれていたのは、22年前の、すでに時効が成立した連続絞殺事件、その犯人による告白だったのだ。はたして、この本は出版されるべきなのか。だが――わたしはもう悪魔の虜になっていた……。
    出版された『私が殺人犯です』は、たちまちベストセラーとなり、曾根崎は熱狂を煽るかのように挑発行為を続ける。犯人逮捕を果たせなかった刑事の無念。そして、被害者遺族たちのやるせない思い――。社会の禁忌に挑む小説版『22年目の告白』が登場。

  • 確かに衝撃的な流れだった。

    ノベライズということから若干のスピード勝負感を感じた。筆致は軽くて読みやすい。

    映画の方がスピード感がよい作用を出しそう。見たいと思えた。

    ただ、小説の語り部の編集者は嫌い。
    結果的に丸く収めてるけど彼女のやったことはなにも信念がない。許されることではない。そしてそれを背負う考えを持ってないことに苛立ち。

  • なかなか面白かった!
    予備知識無しで、推理もせず読んだので、予想外の展開に驚き楽しめた。
    文章も癖が無いので、読みやすい本だと思う。

    ただ、主人公を始めどうしても映画のキャストのイメージが強く入ってきてしまい、文章のセリフなどもその人の声で再生されてしまい、自分なりの世界観で読む事が出来なかったのが残念だった。

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22年目の告白-私が殺人犯です- (講談社文庫)の作品紹介

驚愕の先の涙、涙! 小説というもう一つの衝撃。
書籍編集者・川北未南子は苦悩していた。突如現れた美しい青年・曾根崎雅人から預かった原稿は、巧みな文章で綴られ、彼女を魅了した。しかし、そこに書かれていたのは、22年前の、すでに時効が成立した連続絞殺事件、その犯人による告白だったのだ。はたして、この本は出版されるべきなのか。だが――わたしはもう悪魔の虜になっていた……。
出版された『私が殺人犯です』は、たちまちベストセラーとなり、曾根崎は熱狂を煽るかのように挑発行為を続ける。犯人逮捕を果たせなかった刑事の無念。そして、被害者遺族たちのやるせない思い――。社会の禁忌に挑む小説版『22年目の告白』が登場。

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