図書館の魔女 烏の伝言 (下) (講談社文庫)

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著者 : 高田大介
  • 講談社 (2017年5月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062936545

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図書館の魔女 烏の伝言 (下) (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 面白かった!
    上巻読み終えた時はそこまでじゃなかったけど、全部読んだらやはり期待を裏切らない面白さ!

    前作の話や登場人物が少し絡んでるので、前作をもう一度読み直したくなった。
    中世架空の世界のファンタジーミステリー。
    ああ、やはりなとわかる部分もあるのだけど、陰謀の全貌はラストまで読まないとわからなかった。
    謎解きのやりとりが面白かった。

  • 他所読みにくいけど古語を程々に使って、ファンタジーだけど歴史物の様な雰囲気があって、それでいて推理もあって飽きずに一気に読める

    個人的にはゴイが後半殆ど活躍しないのがちょっと残念

  • 第2弾も読み終わってしまった。
    早く第3弾も読みたい!
    どう考えてもこの第2弾は、第3弾のプロローグ的な位置付けなので、本当の物語はこの先にあるはず。待ち遠しいなぁ〜(@ ̄ρ ̄@)

  • 面白い。
    前作に劣らない。むしろ本作のほうが面白い。
    ただ鼠たちが、山賊ばかりが、信を貫いている。

    ただ、キリヒトが出ないことだけが残念。
    更なる続編に期待。

    ちなみに今回はファンタジーというよりミステリーか。最後のマツリカと、ワカンによる謎解きがそう思わせる。

    以下、特に胸が熱くなった箇所。
    「救護院で文字を、教えていたのが何のためだったのか、何のためになるのか、それを初めて知ったのだった。それは仲間をまもるためだったのだ。」

  • 面白かった……。   
    あぁ……面白かった……。   
    満を持しての一ノ谷さんサイドの登場は心が躍りましたね。   
    そしてマツリカ様のご説法ご高説を賜っていると、あぁ、この世界に帰ってきたんだなぁと懐かしさが込み上げてきた。   
    面白かった。また読める日が来ることを願って。

  • 第1作でも感じましたが後半からとても盛り上がる作品です。
    すべての伏線が回収されるのが気持ちいい。
    メテってこんなに小物だったっけ。ざまあみろってすっきりしました。

  • 前作よりも言葉の密度は薄く感じた。
    その分読みやすくはなっているので、あとは好き嫌いだと思う。
    ストーリーは相変わらずおもしろい。
    キリヒトには早く戻ってきてほしい。

  • やはりこのシリーズ、抜群に面白い。
    和製ファンタジー屈指の傑作。

    言葉の渦に巻き込まれる感覚は前作ほどでは無く、読みやすくライトになっています。
    敵の武器について、そこまで伏線を張るのかと感心してしまいました。

    前作も含むと長大ですが、是非一読あれ。

  • 上巻から、あちこちで看過されてきたことや見えなかったことまでを居ながらにしてすべて繋いでしまう。

    やはりマツリカさまはマツリカさまだった。

    三国の政争に端を発する血生臭い現実などどこ吹く風。

    いや、この混乱を生んだのは
    基を質せば貴女でしょうに!(笑)

    ご自身の気持ちの赴くままに周りを巻きこみ
    ご自身の求めることを心のままにやってのけて。

    やはりマツリカさまはどこまでもマツリカさまだ。

    一ノ谷の海軍を足代わりにし
    命からがら逃げ延びた剛力や鼠やニザマの近衛たちを
    ねぎらいもいたわりもせずにこき使い。

    そんなところも全部マツリカさま。

    気づいてみれば…すべてが
    貴女の頭の中で解決してしまっている。
    貴女のやりたいようにやったことが
    すべてのバランスを「平穏」へと導いている。

    さすがのマツリカさま。
    図書館の魔女が世界を決める。当然のように。

    ワカンたちの大活劇と
    以前と何も変わらぬマツリカさまの
    ギャップには、体の力が抜けてしまったが
    マツリカさまのご登壇以後は
    ごちゃごちゃしていたものがするすると解け
    濁っていたものがさあっと澄み渡り
    その持てる力は「魔法」と呼ぶにふさわしい。

    一点の不満は。

    どなたかも書いていらっしゃったが
    少し期待していたキリヒトとの再会が
    かなわなかったこと。

    でもそのことは裏返せば
    このシリーズがまだ終わらぬことの示唆であると
    信じてやまない。

    ワカンやエゴンら剛力たち、
    トゥアンやファンら鼠たちともいつか会える。

    しかも思いもかけない劇的なかたちで。

    大好きな物語です。



  • 前巻は既読だったのですが、内容をあんまり覚えてなかったので、そっちを読み返してからのほうが楽しめたかな……

    着地の仕方にぐっと来ました。今まで理解の外にあったものが、自分の大切なものを守る術であったと分かる。カタルシスがあります。

  • 伏線がしっかり全部回収されてすっきり。
    前作の怪物たちのように恐ろしい猿がじわりじわり近づいてくる感じが怖かったけど、意外とあっさり倒せてびっくり。
    ヴァーシャが出てきて喜んでたら、近衛けっこう出てきて懐かしさがこみ上げる。マツリカは茉莉花だったのね。
    あとはキリヒトが出てきてくれたらなー。

  • 上下巻纏めて。

    はっきりとした続編なので、本書に関しては前作を読んでからの方がいい。まぁ、いきなりシリーズものの第2作を買う人もいないとは思うが……。

  • カロイ!!!
    解説にもあったとおり、シリーズ前作の「図書館の魔女」を読んでからの方が楽しさが増す!感動が増す!
    舞台は別の国に移り、主な登場人物もいわば庶民にかわり、だからこそ前作に描かれていた世界がさらに広がっていく。そして、あの人たちとのうれしい再会も。
    小説のテーマは前作と同様に「言葉の力」。力の使い方はマツリカとは違うけど、やはり「言葉の力」を思い知るタネ明かしのシーンが非常に印象的だった。
    言葉の力を言葉(小説)で表していることも、この作品を好きな理由。

  • 誰が味方で誰が敵なのか。信じるに足る者は誰か。うーん難しい。心の赴くままになついて信じられたらいいのに。追いかけられるスリル、逃げおおせる爽快感。そして明らかになる真実。謎解きを読んでまたまた前のページを探す。なるほど、そうだったね何で気づかないんだろう。というか何で魔女には判るの? じゃなくて判るから魔女と呼ばれるんだった。

    そうそう マツリカ と呼ぶのは良いのかな?

  • マツリカの登場で意味がわからず戸惑う剛力達や近衛とは裏腹に、ここまで辿り着けば安心だと思うってしまう読者心理。
    数人ずつに別れてのスリリングな奪還劇から、彼女によって道筋が整理され、解きほぐされてゆくのは快感だった。

    状況が二転三転し敵の手も迫っている中、少しずつ育まれてた剛力、近衛、鼠達の信頼関係。
    読み進める程に共に逃げ、共に闘い、共に生き延びた気になるので終章では彼らとの別れが辛かった。
    彼らの前ではマツリカも高い塔の面々といる時とはまた違った顔を見せるので、いつかまた再登場する事を期待している。

  • とは言え、作中の人物が何がどう動いているのかわからないと同じくらい、読んでいるこちらも話が見えず、誰がどの立ち位置にあるのか疑心暗鬼の中で読み進む。
    姫君は救出されるのか?裏切りの売国奴はいったい誰なのか?最後に登場したマツリカ様には全てお見通しだったということみたいで、安楽椅子探偵顔負けの謎解きに恐れ入る。
    正直、話の筋が分かり難かったのだけど、う~ん、こうして読むと、周到に撒かれた伏線は確かにしっかり回収されており、もう一度、最初に戻って読み直したくなる。
    物言わぬエゴンが重要な役割を果たすが、前作の『声はなくとも言葉はある』という作者の思いがまた違った形で発現した体。
    剛力たち、国を追われた近衛兵たちと、偶然関わった“鼠”たちの交流が、一幅の清涼剤。
    姿を見せぬままだったミツクビやちょっとだけ登場した牛目がそれでも存在感を示したところ、同じく姿を見せなかったキリヒトとの激突を待つ。

  • 急展開の下巻。手に汗握る攻防に一気読み。上巻では図書館シリーズ?と疑ってしまったが、終わってみれば見事に図書館シリーズでした。そして次シリーズへの期待が大きく膨らむエンドでした。
    あらすじ(背表紙より)
    姫を救出せんとする近衛兵と剛力たち。地下に張り巡らされた暗渠に棲む孤児集団の力を借り、廓筋との全面抗争に突入する。一方、剛力衆の中に、まともに喋れない鳥飼の男がいた。男は一行から離れ、カラスを供に単独行動を始めるが…。果たして姫君の奪還はなるか?裏切りの売国奴は誰なのか?傑作再臨!

  • マツリカが登場すると場の空気が変わる~!畳み掛ける伏線回収と謎解きにゾクゾクする~!何のために鼠の仲間の一人が殺されもせず捕らわれているかを知って愕然とするトゥアンにカロイが言って聞かせるセリフに感動した(マツリカの受け売りにも依るだろうけど)。笑い上戸のハルカゼが可愛いな(笑)。今回も大変面白かった。次の展開が待ち遠しい。

  • ワカンが【謎】に対して推察する姿や、"カロイ"がトゥアンに「だからこそ、他ならぬお前たちが膝を屈してはならないんだ」と熱く励ます姿にと、物語が急に鳴動し始める下巻。

    物語が終息しそうなところで新たな"刺客"の登場や、エゴンの観察眼の鋭さと、読み手の心を振り回して頂ける展開力に月並みの表現ながらすごいです。

    マツリカとワカンの会話からの【謎】の伏線回収が心地よく、上巻もペラペラとめくり直してしまいます。

    山に戻っていくワカン一行の描写に"鼠"達同様に寂しくなり、また次の物語以降でも登場してくれないかと願いつつ、物語を読み終えました。

  • 久しぶりに一晩読みしてしまった。勿体ない!でも気になりすぎて読まずにいられない!
    端正な文章には磨きがかかり、それでも熱いところは熱い!
    隻腕の彼とか鳥飼いの彼とかにぞっこんです。
    こげな面白いものを…作者様に感謝。崇め奉りたいくらい。

  • 『図書館の魔女』の、シリーズ二作目。
    前作の後の話になるので、キリヒトが登場しなくて少し残念。マツリカも、終盤まで登場しません。
    が、続きが気になって一気に読んでしまう、物語の魅力は前作と変わりません。

    カロイに関する伏線は、わかりやす過ぎるな…と思っていたら、こちらにばかり目が行ってしまって、本当に大切な伏線は他のあちこちに。

    そして、縺れに縺れた事象を鮮やかに解きほぐして行くマツリカ。
    些細に思えた事も、実は国を動かすような出来事に繋がっていたとは。

  • 喝采を浴びた前作に比肩する、稀なる続篇! 道案内の剛力たちに導かれ、山中を行く逃避行の果てに、目指す港町に辿り着いたニザマ高級官僚の姫君と近衛兵の一行。しかし、休息の地と頼ったそこは、売国奴の跋扈する裏切り者の街と化していた。傑作再臨!

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姫を救出せんとする近衛兵と剛力たち。地下に張り巡らされた暗渠に棲む孤児集団の力を借り、廓筋との全面抗争に突入する。一方、剛力衆の中に、まともに喋れない鳥飼の男がいた。男は一行から離れ、カラスを供に単独行動を始めが……。果たして姫君の奪還はなるか? 裏切りの売国奴は誰なのか? 傑作再臨!

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