カルマ真仙教事件(下) (講談社文庫)

  • 54人登録
  • 3.77評価
    • (3)
    • (5)
    • (4)
    • (1)
    • (0)
  • 9レビュー
著者 : 濱嘉之
  • 講談社 (2017年12月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062937863

カルマ真仙教事件(下) (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • オウム真理教による一連の事件を題材に再構成されたフィクション全3巻の下巻。教団本部の強制捜査による教祖阿佐川光照の身元確保、逃亡信者の逮捕の後に次第に一連の事件の真相が明らかになっていく様を描いています。
    本書は文庫書下ろしで2016年12月刊行ですので、つい数年前にあった逃亡信者が大晦日に自首したことや、現天皇陛下の退位を受けて平成の終わりとともにこの事件を俯瞰するシーンが描かれるなど、下巻の後半はつい最近の事象まで言及しています。
    平成の時代を振り返るとき、決して忘れることのできないオウム真理教事件に関するノンフィクションとして読める作品でした。

  • これは恐るべき本だ。オウム真理教事件の全てがここにある。まさにそういうことだったのかと痛感する。警察庁長官銃撃事件がなぜ解決しないのかも良く分かった。

  • 事件そのものが未解決という事で、小説内でもモヤモヤに終わってしまった。現場レベルではたくさんの刑事が尽力していたのがわかった。

  • まだ水面下では終わっていないことがまだまだあるのですな。

  • 中までは面白かったんだけど、下は警察ものにありがちな内輪の人事話に終始。結末も尻すぼみで残念。中までのオウムに関する半ノンフィクションは(自己弁護も散見されるが)ぐいぐい引き込まれた。

  • 最終巻。
    教祖や幹部たちの逮捕・自供の描写以外は警察内部のゴタゴタったらゴタゴタ。
    事件が発生して犯人逮捕したら、自供内容くらいしか特筆することがないのもわかるんだけど……上中と面白かっただけにがっかり感が際立つ。残念。

  • 2017/12/21 068

  • 濱嘉之『カルマ真仙教事件(下)』講談社文庫。

    下巻では、上巻の冒頭に提示された余命三ヶ月の男がカルマ真仙教元信者の死刑囚から五億円を預かった話の解決編となっている。事件としては実質的に中巻で完結しているので、下巻はやや蛇足的な感じがした。また、元公安捜査官の肩書が邪魔するのか、いつの間にか物語の視点が事件そのものから公安警察組織に移ってしまったことも気になった。

    上巻と中巻が非常に面白かっただけに、下巻の尻すぼみ感は勿体ない。これではノンフィクションと何ら変わらず、創作小説なのだからもっと驚くような展開があれば良かったように思う。

    この著者の作品は何作か読んだが、このレベルが限界なのだと思う。

  • 平成最悪のテロ事件を描いた鎮魂の全三巻、完結!教団幹部が自白を始め、身を隠していた教祖阿佐川が逮捕された。一方、長官狙撃事件は容疑者を絞れぬまま、迷宮入りが囁かれ始める。捜査情報の漏洩と内部告発で公安部は揺らぎ、鷹田はある決断をするが――。

全9件中 1 - 9件を表示

濱嘉之の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

カルマ真仙教事件(下) (講談社文庫)はこんな本です

カルマ真仙教事件(下) (講談社文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

カルマ真仙教事件(下) (講談社文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

カルマ真仙教事件(下) (講談社文庫)の作品紹介

次々と教団幹部が逮捕され、自白を始めた。そしてついに教祖・阿佐川公照がー―カルマ真仙教と公安警察の戦いを描いた全三作、完結!

カルマ真仙教事件(下) (講談社文庫)のKindle版

ツイートする