君と時計と塔の雨 第二幕 (講談社タイガ)

著者 : 綾崎隼

• 講談社 (2016年2月18日発売)

作品紹介・あらすじ

愛する人を救えなければ、強制的に過去に戻され、その度に親友や家族が一人ずつ消えていく。自らがタイムリーパーであることを自覚した綜士は、失敗が許されない過酷なルールの下、『時計部』の先輩・草薙千歳と、不思議な同級生・鈴鹿雛美と共に、理不尽なこの現象を止めるため奔走を始める。三人が辿り着いた哀しい結末とは!?　新時代のタイムリープ・ミステリ、待望の第二幕！

感想・レビュー・書評

[larmeさんの感想 · 2024年4月12日]

芹愛の自殺に綜士の母親の消失という衝撃的な展開から始まる六周目の世界。
綜士は雛美と千歳と共に芹愛と古賀の死を回避させるのに成功するもののまたタイムリープが起こってしまう。
そして3人目のタイムリーパーの存在が浮上する。。
第二幕面白すぎました!! (◍>ᴗ<◍)
芹愛の真実と雛美の嘘の真実にも痺れた。
特に雛美の嘘にはずっとモヤモヤさせられていたからすごい衝撃だった。
続きが早く読みたい!

[hiroさんの感想 · 2016年6月17日]

愛する人を救えなければ、強制的に過去に戻され、その度に親友や家族が一人ずつ消えていく。自らがタイムリーパーであることを自覚した綜士は、失敗が許されない過酷なルールの下、『時計部』の先輩・草薙千歳と、不思議な同級生・鈴鹿雛美と共に、理不尽なこの現象を止めるため奔走を始める。三人が辿り着いた哀しい結末とは!?　新時代のタイムリープ・ミステリ、待望の第二幕！

[shikyyさんの感想 · 2024年3月5日]

面白さ倍増で一気読み!
一巻であった謎が明かされる中新たに出てくる謎の数々。
千歳先輩はどこまでも良い人だなぁ。
他人のためにここまで色々できる人はそうそういない。
綜士に対しても一巻ほどの嫌悪感はない。
これまで読んで苦しい目にあってきてるし、芹愛を助けるために奔走する姿は本当に芹愛の事が大切なんだなぁと思える。
一巻から雛美の嘘が作戦の邪魔になっていてイライラしたけど最後にあぁなるほどと思った。
さてここからどうタイムリープを抜け出すのか？
今から読むのが楽しみ!

[ss512（試）さんの感想 · 2023年2月12日]

救えたと思ったのに。。。
3人目のタイムリーパーの存在、雛美が嘘をつき続ける理由。絶望トライアングル。
もろもろの諸事情が明かされはじめて、綜士がとった決断はどんな結果を示すのか。
にしても千歳先輩がいなかったらと思うと……(いや、そこは考えちゃいけないか)。

[こたつさんの感想 · 2022年1月11日]

よくこんな話かけるなほんと・・・でも、かなり整理されてきて三巻がかなり楽しみ！二巻買うのが遅れたお陰で三巻がすぐ読めるし。
次はそうじとヒナミの話か・・・どうにかハッピーエンドになって欲しいなー

[ねるねさんの感想 · 2021年7月18日]

ドキドキしっぱなし。

[値札てくてくさんの感想 · 2021年1月31日]

ページが少なくなるにつれ、ものすごいクライマックス感が出てくる。が、まだ2部分あるし……。
どうなるんだこれ、と思いながら一気読みしてしまった。
ループものは好きで結構読んでいるが、こんな大規模なものは稀では無いだろうか。
こんな構成を考えられる作者さんすごい。

[mayasmrさんの感想 · 2020年12月30日]

急速に話が展開していく。
主軸の展開は予想通りだったけど、まだあと二巻あるから、存分に物語を楽しめそうです。

[kei_mさんの感想 · 2020年3月27日]

シリーズ第2弾。
愛する人を救えなければ、強制的に過去に戻され、その度に親友や家族が一人ずつ消えていく。
自らがタイムリーパーであることを自覚した綜士は、「時計部」の先輩・草薙千歳と、不思議な同級生・鈴鹿雛美と共に、愛する人を死なせないために奔走するが・・・。

少しずつ謎が明らかになってきた。
面白かった。
(図書館)

[だださんの感想 · 2019年8月8日]

タイムリープものは数多あるけれど、その中でも本作はかなり面白い作品になると思う。

著者プロフィール

2009年に第16回電撃小説大賞選考委員奨励賞を受賞し『蒼空時雨』(メディアワークス文庫)でデビュー。「花鳥風月」シリーズ、「ノーブルチルドレン」シリーズなど、メディアワークス文庫にて人気シリーズを多数刊行するほか「命の後で咲いた花」などの単行本も刊行。講談社タイガでも「君と時計と」シリーズ（全４巻）を刊行。恋愛青春小説の書き手として１０代２０代女性読者から多くの支持を集めている。

「2021年 『セレストブルーの誓約 市条高校サッカー部』 で使われていた紹介文から引用しています。」