屋根裏の美少年 (講談社タイガ)

著者 : 西尾維新 キナコ

• 講談社 (2016年3月17日発売)

作品紹介・あらすじ

晴れて美少年探偵団の新メンバーになった「美観のマユミ」こと瞳島眉美。団長・双頭院学の召集により美術室兼探偵団事務所の改装を手伝うはめになる。しかし、天井裏から発見された三十三枚の絵のおかげで作業は一時中断。描いた主も分からない奇妙な絵画は七年前に学園で発生した不可能誘拐事件に結びつき……？　美しい事件に、より美しい解決をもたらす美少年シリーズ第三作！

感想・レビュー・書評

[Annoさんの感想 · 2023年1月23日]

美少年探偵団の一員となった「美観のマユミ」こと瞳島眉美。団長の招集で美術室兼探偵団事務所の改装を手伝っていると、天井裏から三十三枚もの絵が発見された。
有名絵画から人物を排したその奇妙な絵画に秘められた謎とは……？

「美少年探偵団」シリーズの三冊目。
今回は探偵団事務所（美術室）で見つかった絵と、それに関係すると思われる過去に学園で起こった「不可能誘拐事件」の謎を追っていきます。
美術に関する謎というだけあって、「美術のソーサク」こと指輪創作くんにスポットのあたる巻。

「謎」として考えると結論は読めやすい気がしますが、少しずつ少しずつ、眉美と探偵団たちの絆が深まっていく感じが良いなと思います。

[薔薇蟲子さんの感想 · 2024年1月1日]

凄く好きなお話。西尾維新先生の美少年シリーズは読んでいて苦にならない。寧ろどんどん次の巻に手を伸ばしてしまう。だから1日で買ってあった5巻まで読んでしまいました。続きは書店に届いたら直ぐに読みます。アニメも凄く綺麗で面白かったから、正直に言えばもっと続いて欲しかった。続編のアニメはずっと待ち続けます。

[琴吹唯さんの感想 · 2016年3月21日]

　晴れて美少年探偵団の新メンバーになった「美観のマユミ」こと瞳島眉美。団長・双頭院学の招集により美術室兼探偵団事務所の改装を手伝うはめになる。しかし、天井裏から発見された三十三枚の絵のおかげで作業は一時中断。描いた主も分からないまま奇妙な絵画は七年前に学園で発生した不可能誘拐事件に結びつき……？　美しい事件に、より美しい解決をもたらす美少年シリーズ第三作！

[tocaさんの感想 · 2016年3月18日]

美少年シリーズ最新作。
本作では美術室の天井裏から発見された絵の謎を解く……というのがテーマ。
『日常の謎』に分類される、気軽に読み進められるストーリーだった。
今年、タイガのシリーズはあと2冊、新刊が出るらしい。凄いな〜。

[ひみかぎさんの感想 · 2024年4月15日]

美少年探偵団の仲が深まってというか眉美が受け入れられてってる感じが良かったです。

[前世は評論家…？さんの感想 · 2024年2月11日]

読みやすい。

回りくどく、含みをもたせた言い方が多い印象。

人物が抜けている絵画だとわかったとして、その絵画が誰の絵画だとかわかる人そんなにいます？
自分は絵画に詳しくないから誰々の

[磐城高校図書館さんの感想 · 2023年9月28日]

913-N-3
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[海と青硝子さんの感想 · 2023年6月29日]

探偵団が居座っている美術室の天井裏から出てきた33枚のカンバス。講堂にある永久井先生作の巨大画『講堂の中の講堂』、そしてソーサクくん描く美術室のきらめく天井画。あー、見たいなあ！
眉美がさらに探偵団に馴染んでいくのが微笑ましいですね。札槻嘘くんは、次は何を企てるのでしょうか。

[城南学園中学高等学校図書室さんの感想 · 2023年2月2日]

生徒おすすめ本(図書室掲示板高1)

[そねこさんの感想 · 2023年1月21日]

屋根裏の美少年、てっきりタイトルから、屋根裏に潜んでた美少年新たに登場かと思ったら全然違った…。今作は珍しく学園内のお話で、面白かった。何となくトリックは見えていたが、読んでいくとまぁ、予想通りだったかなと。そして今回は創作くんがよく喋る(？)巻！創作くん好きには朗報。それにしても、札槻くんもこれからどう関わってくるのか楽しみだ。

著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中！

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」