水の杜の人魚 霊媒探偵アーネスト (講談社タイガ)

  • 講談社
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本棚登録 : 155
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062940382

作品紹介・あらすじ

名探偵は、死者と生者を同時に救う。

喫茶店《リーベル》店主の佐貴には変わった友人がいる。誰もが息を呑む美貌の青年、アーネスト・G・アルグライト。名門霊媒師一族の末裔だ。店には霊にまつわる相談事を持って訪れる客が後を絶たない。取り壊しを控えたアパートの大家が持ち込んだのは、一夜を明かした人間に必ず同じ「池の夢」を見せる部屋の謎。現場で二人が目にしたのは、気を失っている美少女で……!?

感想・レビュー・書評

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  • 逆の場合も同じ感想を抱くと思うのだが宝石商リチャード氏シリーズとキャラクターの設定が似ている。カバーイラストも雪広うたこ先生だし。ある意味お馴染み設定なのかもしれない。だが、それでもワクワクさせてくれるものがある。

  • ラスト、解決と裏の場面は面白かった。
    なるほど、といろんな謎に納得。

    アーネストが聖蓮とやけに距離が近かったのはなにか意味があるのか??と読んでたけど、連城さん曰くの『恋』??ってことで落ち着いたのか???

    事件自体は1、2作目よりなんだかライトな感じ……タイガだからか??

    ヴァイオリンは衝撃……!!
    ヒロインが髪切ってしまうくらいの衝撃!!!

    対等にケンカ??するアーネストと佐貴がいい。

    沖名は正直最初からいけ好かなかったのでちょっとスッキリした。
    秋重の沖名予想は敵を感知する類のやつじゃないのと思う。

    アーネストは霊媒探偵したいのかしたくないのか(笑)
    三神は勘違いでアーネストに嫌がらせしてるとしたら相当恥ずかしいんだけど、そこんとこどうなんですかね。

    次巻は出会い、ということで楽しみにしてます。

  • こんな形で続きがでてるとは知らなくて、図書館で見つけて手に取りました。前作の記憶完全ぶっ飛んでたけど、読んでたら雰囲気とか設定は思い出してきた。

    ストーリーは楽しめたけど前作覚えてないと良さ半減かと

    2022.11.13
    181

  • 一巻目かと思って読んだら四巻目で、どうしても読み初めからわからない事が多くて困りました。キャラに愛着持ててない状態で読み進めていったので、ちょっと色々消化不良気味。

  • Read: Summer 2018

    Easy read, finished reading in a few sittings. Plot and characters were intriguing and the resolution was relatively satisfying. It appears that this is a series, so I might look into finding other installments in the series!

  • 最後の最後で沖名に騙された。全てががっちした。

  • 霊媒探偵アーネスト 第4弾

    取り壊しを控えた大家が持ち込んだのは、一夜を明かした人間に同じ池の夢を見せる部屋の謎。喫茶リーベルの店主・佐貴とアーネストがその部屋を訪れ見つけたのは、記憶を失った少女。
    今回は新キャラの小説家・沖名も登場して、アーネストの周りがいつも以上に賑やかです。

  • 前作との間でしてるんですよね…?花見…
    さらっと流されてるけど、もっと詳しく知りたいな、花見…
    と思っていたら、作者さんがtwitterで言及されてました。

    ヴァイオリンを失って、浄霊ができない…と落ち込むアーネスト。浄霊は道具のおかげじゃない、アーネスト自身の力だ!と言う佐貴。
    これは、コーチと選手では…?
    アーネストにとって浄霊っていうのは、自分の能力とか仕事とか家柄以前に、彼が生きていけるために必要なことなのかもなあ、という気がしてきた。

  • 友人を取材したい、という妙な客がやってきた。
    と思ったら、事件もやってきた。

    奇妙な客、奇妙な話、記憶をなくした女の子と事件。
    一体何がどう繋がるのか、と聞きたいところですが
    こういう繋がりだったのか、と驚きの最後でした。
    ある意味、死んだ人に関しては王道な感じがします。

    心底自由だ、と思えるのは、繋がりが切れた時のみ。
    覚えていれば、確かにどこかしら繋がって
    心の底から解放される事はない。
    けれど、自分は自分で人は人。
    どう考え、どうしたいのかは、自分が決める事。
    自分を押し付けてはいけない、という話ですが
    蓋をあけてみないと何とも言えないのは確かです。

    自称小説家に関しては、もう凄いとしか…。

  • タイガになってから読みやすくなったと思うのは気のせいか。人形が絡むと暗くなるせいもあるかな。

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著者プロフィール

3月7日、東京都調布市生まれ。『渦巻く回廊の鎮魂曲 霊媒探偵アーネスト』で第49回メフィスト賞を受賞し、デビュー。ほかの著作に、『私たちは空になれない』などがある。

「2023年 『獏の掃除屋』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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