探偵が早すぎる (上) (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062940719

感想・レビュー・書評

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  • 「事件が起こる前に事件を解決する」というのが目玉で、それ自体はとてもおもしろいが、やはり事件が起こらないので緊張感に欠ける。
    推理もそれは流石に無理やろ…みたいな論理で解決するので腑に落ちず、探偵の素性があまり明かされないので探偵が好きにもなれず、解決編も微妙に感じてしまった。

    でも評価が高いのは間違い無いので、これからの大きな展開に期待しつつ下巻を読む。
    一華と橋田はかわいいし。

著者プロフィール

神奈川県出身。東京大学卒業。『恋と禁忌の述語論理』で第51回メフィスト賞を受賞。
第2作『その可能性はすでに考えた』は、恩田陸氏、麻耶雄嵩氏、辻真先氏、評論家諸氏などから大絶賛を受ける。同作は、2016年度第16回本格ミステリ大賞候補に選ばれた他、各ミステリ・ランキングを席捲。
続編『聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた』でも「2017本格ミステリ・ベスト10」第1位を獲得した他、「ミステリが読みたい!2017年版」『このミステリーがすごい!  2017年版』「週刊文春ミステリーベスト10 2016年」にランクイン。さらに2017年度第17回本格ミステリ大賞候補と「読者に勧める黄金の本格ミステリー」に選ばれる。
また同年「言の葉の子ら」が第70回日本推理作家協会賞短編部門の候補作に。
他の著書に『探偵が早すぎる』(講談社タイガ)がある。

「2018年 『恋と禁忌の述語論理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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