奇跡の還る場所 霊媒探偵アーネスト (講談社タイガ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062940870

作品紹介・あらすじ

「十年前、白バラが咲く英国庭園で『リーベル』という名の美女に出会った」叔父の思い出話を胸に英国へ留学した青年・佐貴。当のアルグライト伯爵家を訪れるも、そんな庭園も女性も存在しないと一蹴され、敷地内で起きた庭師殺人事件の容疑者にされてしまう。佐貴の無実を信じてくれたのは、伯爵家の跡取り息子にも拘わらず自由を奪われた美少年・アーネストだけで――?

感想・レビュー・書評

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  • アーネストと佐貴の出会いの話。適度な量とテンポ良さがよかった。

    2022.11.23
    185

  • 霊媒探偵の本筋と離れた話で面白かった。過去の霊媒探偵シリーズはあまりはまってなかったけど、読み返したら印象変わりそう。

  • 佐貴が初めてアーネストに出会ったお話。

    表題作と別に明良と京司の出会いのお話
    『冷たい炎』も収録されてます。

    閑話休題、的な今回の話ですが
    この後刊行されてないのが残念…

    因縁の対決は一体どーなるんやろ…

  • 「十年前、白バラが咲く英国庭園で『リーベル』という名の美女に出会った」叔父の思い出話を胸に英国へ留学した青年・佐貴。当のアルグライト伯爵家を訪れるも、そんな庭園も女性も存在しないと一蹴され、敷地内で起きた庭師殺人事件の容疑者にされてしまう。佐貴の無実を信じてくれたのは、伯爵家の跡取り息子にも拘わらず自由を奪われた美少年・アーネストだけで――?

  • アーネストと佐貴の出会い編。
    海の底のようなところにいたアーネストの前に射し込んできた光。ちょっと幼い佐貴のまっすぐなところとか、アーネストの諦観とかが、こう…ぐっとくる。不思議ちゃんなジュリアもよい。
    表紙のふたりがとても可愛い。

    明良視点の三神。自分のことを「器」と呼ぶ彼のほんとうのところはどこにあるんだろうなあ。

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著者プロフィール

3月7日、東京都調布市生まれ。『渦巻く回廊の鎮魂曲 霊媒探偵アーネスト』で第49回メフィスト賞を受賞し、デビュー。ほかの著作に、『私たちは空になれない』などがある。

「2023年 『獏の掃除屋』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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