生きるためにいちばん大切な「食」の話 (現代プレミアブック)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062950534

作品紹介・あらすじ

経済不況も大問題だが、それよりも深刻なのが世界の食料不足だ。総人口の増加、異常気象の続発、中国など新興国における食生活のレベルアップ、バイオエタノールの生産増による食用トウモロコシの減少…。いま各国で食料の奪い合いが始まりつつある。この危機に対して食料を海外に大きく依存する日本は何をすべきか?そして僕たち一人ひとりに問われていることは?世界と日本の「食」や「農」の現実、あるべき将来像について、わかりやすく解説する。

感想・レビュー・書評

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  • 食料事情の基本が分かる本。現在の日本のおかれた状況となぜこのようになってしまったのかが易しく解説されている。今後の問題解決にむけてのコメ政策の提言も面白いが、すぐに実行されることはないだろう。それだけの危機意識が政策当局にあるとは思えない。個人として出来ることは、食料インフレに強い金融商品に投資しておくことぐらいかもしれない。多くの人に薦めたいと思った。

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著者プロフィール

1951年栃木県生まれ。1969年宇都宮東高校卒。1976年、東京大学農学部卒業後、丸紅に入社。鉄鋼第一本部、調査部を経て、2000年、業務部経済研究所産業調査チーム長。2001年丸紅経済研究所首席研究員、2006年所長、2014年より代表。2011年10月株式会社資源・食糧問題研究所を設立し代表に就任(現職)。主な著書は、『資源インフレ』、『食糧争奪』、『水資源』、『食糧危機にどう備えるか』、『コメ国富論』などがある。

「2015年 『食糧クライシス 世界争奪戦と日本の農業』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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