最強世代1988 田中将大、斎藤佑樹、坂本勇人、前田健太……11人の告白 (現代プレミアブック)
- 講談社 (2011年3月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062950664
作品紹介・あらすじ
彼らはライバルなのか?仲間なのか?実力を測る基準なのか?単なる同級生なのか?「1988年生まれ」11人の激白インタビュー。
感想・レビュー・書評
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豊作と言われている、1988年生まれの野球選手たちのインタビュー集。たしかに、野球に興味のない自分でも、名前ぐらいは知っているという選手が並ぶ。
高校野球以降、それぞれがプロ、大学野球、社会人野球、アメリカのリーグ…と別々の道を行き、それぞれの経験を積んだ。
そして4年経った2010年(取材当時)、彼らは何を得、どう感じているのか?
技術や成績云々の話ではないためか、数ページのインタビューでも、なんとなく選手の人柄というか、持ち味が伝わってきて面白い。全員に共通していたのは、しっかりと自分と向き合い、よく考えて、成長しようとしていること。
歳より実力が重視される世界ではあるが、同じ世代に少なからず意識させられる選手がいるということは、やはり刺激になっているはず。「ライバルはいる方がいいんだな」とリアルで思わされた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
互いに切磋琢磨しあい、刺激しあいながら高めていけるそんな関係がもてたらどんなにすばらしいことだろうか。今年のドラフトで斎藤佑樹、大石達也を始め、高校からそのままプロ野球に入り活躍を見せる、田中将大、坂本勇人、前田健太。同じ世代が一堂に会す今年、ますますプロ野球から、彼らの活躍から目が離せないだろう。この本を読んでいて彼らに共通していると感じたのは、みんなそれぞれ自分の頭で考えているということだ。プロに入る以上、技術であったり、メンタル面の強さももちろんあるのだが、それ以外にも自分の頭で理想や夢を語り、課題を見つけ、ひとつずつ解決していくほかに高みへと進む道のりはない。友やコーチや監督といった人たちの影響を受けながらも、彼らの心には確固とした芯があるようなそんな気がした。
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田中将大、前田健太、坂本勇人といったプロで活躍している選手、斎藤佑樹、大石達也、澤村拓一といった今年からプロに入団する選手計11人へのインタビュー。
インタビューを見ると目標とされているのは田中将大かな。
「松坂世代」以来の優秀な選手が集まった世代。
私ならこの世代は「マー君世代」と呼びたいな。