悲業伝 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 686
感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062990172

作品紹介・あらすじ

強い自意識を抱え続けてきた十三歳の少女・手袋鵬喜。
魔法少女製造課課長・酸ヶ湯原作に才能を見出され、
変人揃いのチーム『サマー』に配属されることに。
しかし、四国全住民失踪事件の捜査に訪れた英雄・空々空により、
彼女の世界と自己愛は、粉々に破壊されてしまう。
特別な自分に返り咲くために必要なのは、究極魔法――!?
一方、地球撲滅軍の才女・氷上竝生と最凶科学者・左右左危は
暴走した最終兵器『悲恋』を追って四国を目指す。
魔法と科学、相反する力の一騎打ちが始まる!

感想・レビュー・書評

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  • 地球撲滅から始まった伝説シリーズも5巻目。

    2巻から始まった四国ゲームが未だに終わらない。

    毎回2段組みの500ページ近い内容だから四国ゲームで何が起きてたかすっかり忘れちゃったよ。

    と、思ったら本の終わりに時間軸ごとのそれぞれのキャラクターの行動がまとめられた表がついてた。

    これならわかりやすい。って、なげーよ。


    地球撲滅軍機動室室長、空々空が主人公のはずだけど、今回の空からの視点なし。

    絶対平和リーグ、チーム「サマー」の生き残り、手袋鵬喜が魔法少女になるまでの話。

    それと、不明室の科学者、左右左危博士と空の部下、氷上竝生がそれぞれ人造人間「悲恋」と上司を探しに四国入りしたところまでの話。

    を、500ページ。なげーよ。

    いつまで四国ゲームが続くのか。

  • 前巻には辛口だったが、この巻はまあまあ面白かった。主人公ほぼ出てこないけど。年齢に見合わぬきつい衣装、本人が好きなら良いんだけど嫌々だと悲しいね…。体型は中学生から成人までそんな言うほど変化しないと思うんだけど。胸の成長に夢見すぎじゃない?って思うのは大して成長しなかった者の僻みだろうか…。大きな力にわざと可愛さを纏わせる云々は興味深い考察であった。手袋ちゃんは好きになれないなー。

  • 少女は瞬間であり永遠である。いずれは生き物は死ぬ。見た目がいい少女は神なんだよ。一生信仰できるから。かわいい服きて永遠になるべし。

  • 冗長。ネタバレサイト見ながらパラパラと読んだ。

  • 四国編終わらなかった(T_T)
    まさかの他キャラサイドのストーリー。
    氷上さん好きなのでまぁおもしろかった。

  • 空の後を追ってきた氷上と右左危博士が空達と合流するまでとなるだろうが、黒衣魔法少女との対決が多くとも死者はゼロ(笑)まぁ、空が絡まないからだろうなぁ~それにしても、四国の読者は怒ってないだろうか(^^;
    ともあれ、魔法のスケールには圧倒されるものの、次巻が四国編終了らしい。言葉遊びと説得力のない解説、理解に苦しむキャラばかりで疲れる内容、どうなるんだろうねぇ~

  • 手袋鵬喜と氷上竝生と左右左危のお話。
    四国編終わりかと思ったら、サイドストーリーはさんできましたか。なんだかなぁと思ったのですが、これはこれで面白いんで複雑。なんか、物語シリーズでも同じこと思った気がしました。
    まぁまさかの魔法熟女でしたが…。
    いやいや熟女ほどは年取ってないよね。少女としたらおこがましいですがね。
    最終的に全員合流。なんかぐっときてほっとするラスト。

  • 左博士と氷上がメインでようやく話が終わりに向かって動いた感じ。でも、長い!

  • 英雄サイドは一旦脇に置いておかれた第五巻。  
    行方不明になっていた魔法少女『ストローク』。   
    彼女の成り立ちを経て、行方不明中の行動をなぞる。   
    そして科学サイド。左博士と氷上が四国へ上陸。四国大冒険。   
    氷上がいいキャラしている。  
    手袋も絶妙なキャラで、一筋縄ではいかなそう。  
    左博士は言うに及ばず。  
    魔法少女製造課課長なんかも出てきて、いよいよ佳境か。  


    東奔西走紆余曲折あって、全員集合となる。

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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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