神の時空 ―倭の水霊― (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
3.25
  • (5)
  • (21)
  • (34)
  • (9)
  • (2)
本棚登録 : 208
感想 : 34
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062990219

作品紹介・あらすじ

『QED』や『カンナ』などの人気シリーズを持ち、著作累計200万部突破の高田崇史氏が切り開いた、歴史ミステリの新境地『神の時空』シリーズ第二弾! 横浜で起こった不可解な殺人事件と、東海地方を襲ういつ止むともしれぬ豪雨。一見、無関係に思える二つの現象の背後に蠢く闇の存在……。古代英雄伝説に隠された驚愕の裏面史を、現代のシャーマン・辻曲兄妹が暴き出す!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 高田氏の著作の中でもちょっと分かりにくかった。

  • 紗也が見つけた死体は自分のストーカーだった
    そこを目撃され容疑者となって追われる事に

    今回はミステリーも伝説の方も納得できた

    伝説はヤマトタケルと弟橘媛について

    比喩と捉えるかそのまま捉えるかでこうも変わるのか

    神社のホームページを見ながら読むのが楽しい

  • 日本武尊の伝説に絡めたミステリー。いつもながら、意外な展開。

  • 日本にまつわる怨霊をテーマにしたシリーズ第2弾。個人的には怨霊の話が好きなので、面白いと思うが、万人受けの作品ではないと思う。高村たちの思惑により、日本武尊の怨霊が解放されつつある東海地方に大雨が降り続ける。一方、神奈川では20代の男性が殺害され、その犯人とされる女性を付け狙うものが…前作でメインで語っていた「ヌリカベ」の陽一が今回は登場せず、少し違和感があったが、ラストに「そういうことねっ!」て思わされる。弟橘媛も怨霊だったとか、ずっと信じていた熱田神宮の祭神が「草薙剣」ではないとか、どこまでが本当の史実か分からないけど、エンターテイメントと割り切れば、面白いシリーズ。前作で決着がついたと思われた鎌倉の怨霊の解放も継続中らしく、次作も楽しみ。

  • 『QED』や『カンナ』などの人気シリーズを持ち、著作累計200万部突破の高田崇史氏が切り開いた、歴史ミステリの新境地『神の時空』シリーズ第二弾! 横浜で起こった不可解な殺人事件と、東海地方を襲ういつ止むともしれぬ豪雨。一見、無関係に思える二つの現象の背後に蠢く闇の存在……。古代英雄伝説に隠された驚愕の裏面史を、現代のシャーマン・辻曲兄妹が暴き出す!

  • おお…シリーズ2作目だけど、前をあまり覚えてないので時系列言われても困る… それにしても毎回色々引き出してきてすごいな!ただし、物語の内容は頭に入り辛い…

  • 日本神話指折りの恋愛美談、弟橘媛のお話がウソ八百だった!? というお話。

  • つまらなかった

  • 日本武尊は悲劇の人物とよく聞くけど、この本を読むとむしろ悲劇の人物は弟橘媛じゃないかと思った。

  • ヤマトタケル伝説を下敷きにしたミステリー。
    水に恐怖感を覚えるOLが殺人現場を目撃。しかし被害者は彼女のストーカーだったことから殺人犯と間違われ、警察に尾行されてしまう。警察から逃れるための支援者も現れるが…。

    神の時空シリーズの第二巻らしいが、前巻をよく知らずに読んだので、主人公が誰だか気づかなかった。

    現代の殺人事件の犯人と事件の経緯も込み入っているし、また古代史に独特の解釈があるのでおもしろい。

全34件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール




「2023年 『江ノ島奇譚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高田崇史の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×