- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062990233
作品紹介・あらすじ
無貌の正体は? 怪盗と秋津の過去に隠された衝撃の事件とは? 新伝奇ミステリの極点、二ヵ月連続刊行で、ついにクライマックス!
感想・レビュー・書評
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6作目。
やっと全てが繋がった。
綺譚会の短編も繋がった。
作者が「無貌伝とは、こういうお話だったのです。」と書いているように、なるほど、こういうお話だったのか!と思ってしまった。
確かに、これは、全部読み直したくなるな〜。
めちゃくちゃ面白いけど、あんまり売れてないのは、6作まで引っ張ったからだろうな。
漫画にすれば、売れるかもね。呪術廻戦的な世界観だけど。
全部は無理だけど、第1作目は読み直そう。
そして、最終話を読むとするか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ第6弾。
何者かに拉致された秋津は、無貌に顔を奪われた事件の真実を語ることに…
前作を読んだのが3年前でかなり内容を忘れていたのだが、それでも今回のラストには驚いた。シリーズ最大の謎(?)が明らかになり、次の最終巻では最後の対決か?
最終巻を読んでから、また第1巻から読み返したい… -
なぜ彼は顔を奪われたのか。
なぜ彼は生きていられるのか。
その謎が、本人の口から語られる。
予想外どころではなかったです。
まさかの事実。
確かにそう考えればものすごくきっちりはまりますが
今までのあの行動が…矛盾なし。
あちらもこちらもすごいです。
そこは一緒なのか!? とひっ捕まえて問いたい(笑)
普通に読んでも驚きの展開だった『今まで』が
真実を知ってさらに驚き。
これは一体どう収拾がついていくのか…さっぱりです。
とにかく、ただすごく面白かった。 -
シリーズ完結編、その1。
過去編というか、これまで伏せられていたあれやこれやの大半を解決する巻。
めっちゃ気になるところで終わっている。最終巻が出るまで積んでおいて良かった……w -
シリーズ第6弾。前作ではここで完結予定だったはずですが、もう1作延長されたようです。すべての謎がこの巻で明らかにされると言っても過言ではない要の1冊。いろいろと腑に落ちました。
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若き日の秋津とその助手・相原が無貌と対峙する過去編であり、最終章の前半部分。「無貌伝とは、こういうお話だったのです」とのコメントどおりシリーズ全体に仕掛けられたカラクリが明らかにされ、見えていたセカイが根底からひっくり返されます。『人形姫の産声』に『綺譚会の惨劇』の短編等、番外編じみた作品もすべてはこの物語のために存在していたといって過言でなく、不要な話も余剰なパーツもまったくもって存在しない美しいまでの一本線。あとはもう、彼らがどういう結末に行き着くのかを見守るだけです。
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シリーズ6作目。探偵・秋津が語る封印された過去。人の顏を奪う怪盗・無貌を追いかける秋津と最初の助手・相原。秋津は無貌との対決を決意し、相原は無貌の協力者である大蛇と対峙することに・・・そして明らかになる無貌の正体とは・・・
相原との過去話がきたので拍子抜けしたのですが、その結末に驚愕。今まで読んでいたシリーズがまったく違うものになりそう・・・この真実を知ったうえでもう一度シリーズを読み返してみたい!
ネタバレしないように感想書くって難しい(~_~;)
次の最終巻はどんな最後を迎えるんだろうか・・・