- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062990325
作品紹介・あらすじ
アーネスト・G・アルグライト――英国の霊媒師一族の末裔で、
息抜きのため時折日本を訪れる、21歳の美青年。
彼は、友人の佐貴が働く喫茶店《リーベル》に度々立ち寄るため、
店には「由緒正しい霊媒師がいる」との噂が流れていた。
十一月のある晩、店にやってきた依頼人は艶やかな黒髪の美しい女性。
彼女は「浜本理佳」と名乗り、
「この電話番号の相手が、霊媒師の助けを必要としている」と、
とまどう佐貴にメモを押しつけて立ち去る。
仕方なくその電話番号に電話を掛けた佐貴は、意外な真実を知ることになる。
浜本理佳は、一年前にすでに死んでいたというのだ……!
感想・レビュー・書評
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今回のお話も前回とは違った悲しさのあるお話でした。
アーネストと佐貴の今後の関係も気になるところ。少しずつ柔らかい関係になってってほしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今回は前作より物語に入り込めず…あの双子はまあそうじゃないかなと思ってたけど、お父さんそれかよ!ていうか、なんで秋重詳しいの?!というラスト…
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霊媒探偵第2弾。
前作は色々と薄い感じがしたが、今回は一気読み。
店にやってきた「浜本理佳」と名乗る女性が「この電話番号の相手が霊媒師の助けを必要としている」とメモを渡して立ち去った。しかし調べてみると「浜本理佳」は一年前に自殺していた…
複数の事件が錯綜する中、こじれた思いを解きほぐして真相にたどり着くようなストーリーがよかった。アーネストを敵視する人形師も登場し、彼らの過去が一部明らかに。BLっぽい雰囲気が少々苦手だが、次作がどうなるか期待。 -
死者からのメッセージと連続焼身事件の謎。シリーズの特徴を逆手に取った試みはなかなかのもの。現在の事件に加え、ある少女が命を落とす原因になったかつての愉快犯的誘拐事件も絡んで人物相関と家庭環境の複雑さが全体像の把握を困難にしている点は大いにネックであり、かといって登場人物紹介を付ければ済むという話でもないのが厄介なところでしょう。解決編の二段構えがミステリとしてのテクニカルな意味合いより、悲劇性を高める面で効果を発揮しているのも興味深いです。
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佐貴の喫茶店に『浜本理香』と名乗る依頼人が現れるが、その人物は一年前に亡くなっていた。さらに、理香の交際相手が不審死して、さらにはアーネストの因縁の人物の影が・・・
やられてしまった・・・すっかりミスリードに引っかかってしまいました(^_^;)
なんだか分かりやすい事件だと思って読むスピードが上がらなかったけど、ラストは一気読みです。
なので★は4つで! -
事件が重たい。不幸になってる人が多い。でも、浄化されるべく人はされてよかったなぁ、と。
秋重がカフェの店員にしてはなにかと物知りすぎる気がします笑
2017.10.1 -
内容に関係なく本当に細かいことなんだけども、文章中で作者さんの癖なのか「行かれない」という表現が何度も出て来てものすごく引っかかった。そこは普通に「行けない」でいいんじゃないの…?「行かれない」って何…??
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名前をカタカナ表記にするといかにもミスリードを誘ってるように思えてしまう。前作に続きあまり好みでない。ほとんどの場面で霊媒師のとしての活躍はなく、イケメン要素だけが活きているような…。
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アーネスト・G・アルグライト――英国の霊媒師一族の末裔で、
息抜きのため時折日本を訪れる、21歳の美青年。
彼は、友人の佐貴が働く喫茶店《リーベル》に度々立ち寄るため、
店には「由緒正しい霊媒師がいる」との噂が流れていた。
十一月のある晩、店にやってきた依頼人は艶やかな黒髪の美しい女性。
彼女は「浜本理佳」と名乗り、
「この電話番号の相手が、霊媒師の助けを必要としている」と、
とまどう佐貴にメモを押しつけて立ち去る。
仕方なくその電話番号に電話を掛けた佐貴は、意外な真実を知ることになる。
浜本理佳は、一年前にすでに死んでいたというのだ……!