- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062990349
作品紹介・あらすじ
『QED』や『カンナ』などの人気シリーズを持ち、著作累計200万部突破の高田崇史氏が切り開いた、歴史ミステリの新境地『神の時空』シリーズ第3弾! 今回の舞台は京都・貴船神社。丑の刻参りで知られるこの神社で、どんな怨霊が解き放たれるのか。暗躍する高村皇に、辻曲兄妹が挑む!
感想・レビュー・書評
-
シリーズ第3弾。
1作目で亡くなった次女の摩季を生き返らすために、京都・貴船神社近くの水を求めて、京都に向かう長女の彩音たちだったが、京都の宇治や下鴨神社で殺人事件が起きていた。そして、今回、高村一派は貴船神社や鞍馬寺の怨霊を蘇らそうとしていた…
間に「倭の水霊」があるのに、1作目から、何日も日が経ってないようで、時系列が全く理解出来ない。貴船神社の玉依姫がなぜ怨霊になったのかも理解出来ないし、最初に出て来た「橋姫」とどう繋がるのかも分からないし、分からないことが多いのが、この人の作品だけど、今までで一番終わり方がすっきりしなかったかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
京で起こる連続殺人事件の犯人は般若や鬼⁈
伝説は玉依姫と橋姫について
神様は自分の身に降りかかった不幸から人々を守る加護を与えてくれる
そうならなんて酷い目にあったんだろう
興味深いけど話がどんどん膨らんで行く!
頑張って整理しないと -
神の時空シリーズ第3巻。ここまでの話が、たった3日間の出来事と初めて意識する。
摩季を生き還すタイムリミットは、初七日。つまり7日間の物語となるのでしょうか。というと、シリーズは7巻で完結なのかな?
グリにも隠された力があるようで。というか摩季の魂が入っていたりするのかしら?
高田崇文の作品読むたびに、ちゃんと学生時代に勉強しとくべきだったと反省。でも、あの当時の自分に民俗学への興味はなかったんだよなぁ。
ただ、こうやって小説で触れるぐらいの知識が、ちょうどいいかなと思っている自分もいる。 -
『QED』や『カンナ』などの人気シリーズを持ち、著作累計200万部突破の高田崇史氏が切り開いた、歴史ミステリの新境地『神の時空』シリーズ第3弾! 今回の舞台は京都・貴船神社。丑の刻参りで知られるこの神社で、どんな怨霊が解き放たれるのか。暗躍する高村皇に、辻曲兄妹が挑む!
-
んー、、、
-
このシリーズでは一番楽しめたなぁ。ウンチクと、現実事件と、神々のバランスが良かったのと、キャラがハッキリしてきたからかな?
グリちゃんの正体もきになるところ。
2016.2.28 -
貴船の怨霊が解き放たれて、京都が水浸しになっちゃう!? という話。
相変わらずトンデモ日本史ミステリなんだけど、でも面白いんだよなあ。つい読んじゃうw
実際、トンデモ説はおいといても、高田さんの蘊蓄は寺社仏閣参拝に行ったとき、結構役立つし。
なにより巳雨ちゃんとグリ可愛いし♪ -
シリーズの中で一番好き。
そして、三作目にしてようやく、
時間軸のおき方納得。
全てあわせると濃密な出来事になり、
これを一本の作品としてみると
最初に息切れしてしまうが、
それぞれ別個の作品として成り立たせてもいるので、
うまく読み進む集中力がきれずにいい。
高田氏の作品にしてはたぶんとっても
めずらしい方々にしゃべってもらっていますよ!!
そして、怒涛の結末は
すぐに次の作品への入り口に。
早く次ぎ読みたい!! -
うむ…半分寝ながら読んでいたのであまり記憶がない…
橋姫という存在については全然知りませんでした。百人一首はわりと知っていますが、あくまで遊びとしてのそれで、意味については考えたことありませんでした。
QFDシリーズで、なるほど面白い見方があるのだなあと思って、まあそれだけですが。
ところで私、ニャンゴと鳴く猫なんて見たことないですわ。 -
神の時空シリーズ第三弾。
QEDシリーズは現実の事件を無理に神々の謎と絡ませていたが、このシリーズは怨霊を甦らせようとする影の組織と争うので、その過程で神々と怨霊の関わりを明らかにして行く。
舞台は貴船神社と鞍馬寺、橋姫、天照、素戔嗚と盛りだくさん。現実の事件も起こるがあまり盛り上がらない。展開は漫画のようだがウンチクは非常に面白い。