人類最強の純愛 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
3.50
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本棚登録 : 644
感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062990745

作品紹介・あらすじ

人類最強の請負人・哀川潤。再び忙しい日々を送る彼女のもとへ一人の青年が現れた。彼が発する圧倒的な敵意は、哀川潤をどこへ誘うのか!? 『戯言』とは真逆に、『人間』離れし過ぎた、『最強』のアドベンチャー!

感想・レビュー・書評

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  • なんというか人類最強の安売りですかね?たまに出てきたときのワクワクみたいなのはもう全く無くなってます。

  • 人類最強である哀川潤を相手取れるのは、やっぱり人間を超えた何かになってしまうのが前作に続いてよくわかる。示際くんは頑張った方だと思うけど。そして今作も装丁が素晴らしすぎる。

  • 戯言シリーズのスピンオフ、最強シリーズの最新作。
    少し古い(2010年の「メフィスト」掲載)短編も収録されている。
    本編(?)としては3本だが、ハチャメチャで面白かった。ぶっ飛び具合がいい。

    挟み込まれていたチラシによると、戯言シリーズがアニメ化されるようだ。

  • 戯言シリーズのアニメ化への祝砲代わりか!!
    初出は2010-2015のメフィストですが、昔懐かしい面々の名前がいくつも現れ、これまでの戯言シリーズを思わず振り返りたくなるワードが満載です。
    収録作品も、潤さんの幼い日の記憶に触れられる「人類最強の求愛」、「最強」に対する考え方やスタンスを伺える「哀川潤の失敗Miss/ion1.4321枚の落書き」など人類最強の魅力満載の今作品。
    「格好良い=哀川潤」である事を思い出させてくれる一冊です。

  • 「らしくないことをしているときにこそ、一番その人らしさが出る」
    すごくわかる。
    「らしくないですね」と言われたときに「だろ?」と答えられたら格好いい。
    そう聞枯れるということ自体が、その人に他人に見てもわかる「その人らしさ」が満ちている証拠なのだ。

    最強は武器にはならない。
    最強だって負ける。そもそも勝ち負けを競っている時点で同じステージに立てていて、それはもう勝っても負けても大差ない。
    人類としての圧倒的な高みにいる彼女の視座を、作者は深く理解しているかのような作品群。
    特に本編ではないものの最後の2作が一番「らしくない」話である。
    だがそれが一番おもしろいのは、やはり作者はストーリーよりもキャラクターとその人間を描くのが一番うまいからだろう。
    正直本編三作品は、物語としては割とどうでもいいといえばそうである・・・。

  • 『娯楽』★★★★☆ 8
    【詩情】★★★☆☆ 9
    【整合】★★★☆☆ 9
    『意外』★★★★☆ 8
    「人物」★★★★☆ 4
    「可読」★★☆☆☆ 2
    「作家」★★★★★ 5
    【尖鋭】★★★★☆ 12
    『奥行』★★★★☆ 8
    『印象』★★★☆☆ 6

    《総合》71 B-

  • 道も主人公の特性が生かし切れていない感じ。(^^;
    なんと言っても、SF とかファンタジー色が濃すぎる気がするんですよね。
    どれかといえば、「失敗」の 2 編の方が好印象。

  • シリーズ第2弾。
    相変わらず、ありえねー!な設定でもってくるよなあ。
    結局あの炎はなくなったの? なくなってないの?
    種まきならぬ、種火は残ってるってことだろか。

  • 哀川潤主役による「最強シリーズ」第二弾。個人的にはこの「純愛」が今のところ一番好きかな。あとがきに婚活と書かれていたけれど婚活の結果で人外ばっかと相対する羽目になる潤さんは流石としか言いようがない。

  • 前作よりは、らしさを感じたかな。

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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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