神の時空 ―五色不動の猛火― (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062990783

感想・レビュー・書評

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  • 神の時空シリーズ、7作目。

    目黒不動尊や目白不動尊など、江戸に配置された五色不動尊の歴史が良く分かる一冊。というか、本当に不動尊が五色あるなんて、この本を読むまで知らなかった。五街道に刑場、遊郭等々、畳みかけるように色々重なっていて、興味深く、分かりやすい説ばかりで面白かった。
    ストーリーは、時間が差し迫っている割に本筋から少し離れている感はあったけれど、ヌリカベ陽一くんと辻曲兄妹の意外な関係が明かされ、俄然目が離せない状況になってきた。ストーリーそのものはいつもあんまり期待していない(!)のだが、今シリーズはちょっと面白くなってきたかも。

  • 今回は本筋ではなく、陽一くんの話をするためのサブストーリー的な要素がありました。

    近くにこんなところがあるなら参ってみるか、と思いました。

    2016.11.20

  • 神の時空シリーズ、第7巻です。
    今回は、五色不動にまつわる謎に、彩音たちが挑みます。物語のメインとなる五色不動の話は、彩音たちが警察に尾行されている緊張感もあって面白かったです。
    でも、今頃になって陽一や摩季の生い立ちが明らかになるのは、ちょっとずるい気がしました。また、放火事件の裏で起きた殺人事件の動機や結末は、かなり雑で物足りませんでした。

著者プロフィール




「2023年 『江ノ島奇譚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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