聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた (講談社ノベルス)

  • 176人登録
  • 3.74評価
    • (13)
    • (28)
    • (24)
    • (2)
    • (1)
  • 33レビュー
著者 : 井上真偽
  • 講談社 (2016年7月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062990790

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
米澤 穂信
米澤 穂信
青崎 有吾
麻耶 雄嵩
有効な右矢印 無効な右矢印

聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた (講談社ノベルス)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • この作品の可能性はとどまることを知らない
     奇蹟を証明しようとする青髪探偵シリーズの続編です。前作の難点だった「テンポの悪さ」、「不完全燃焼の最終決戦」をクリアし、緊迫の推理合戦と完全解答が用意されています。多重解決ものとしては今までで一番好みでした。
     上苙の論証には付け入る隙がありませんが、ある人物の一言で雰囲気がガラリと変わる終章も最高です。

  • その可能性はすでに考えたの第二弾。

    相変わらずの美しい論証、証明を重ね、ロジック好きには完全におすすめできる作品である。ただ、前作のド迫力なバカトリックではなく、まともというか抑え気味な為、前作と比べるとインパクトには欠けるか?

    途中登場するウエオロ(探偵)と違い、はじめから現場を見ている読者には、最後の解答が見えやすいきらいがあるのだが、しかしである。それを、とある大胆な仕掛けで、覆い隠しているのが見事。まさかの展開に唖然となるでしょう。

    前作よりパワーアップしている点でいうと、仮説のボリューム。そして消去法による怒涛の論理的否定には、拍手喝采である。
    ある登場人物の発言「うわ…こいつノートとるの上手」は笑ってしまった。作者のわかりやすーい図や表には読者も大満足。

    ちなみに小学生がこんな頭が言いわけない!と否定するバカがいるらしい(本作でもコ〇ンを例にだしているが)。いや、麻耶雄嵩作品読んだら、そんな発言でないぞ…笑

  • 表紙がきれい~とか、冒頭が面白そう・・・とか、
    「このミス」で確かランクインしてたはず…みたいな理由だけで読み始めたけれど、読み進めるにあたって後悔。
    これは読者を選ぶ本でした。(選ばれなかった。)
    しかも前作も読まずに挑戦。いや、前作読んでいたとしても、降参していただろうな。

  • 結婚式での毒殺人事件が不可能犯罪=奇蹟なのか検証する推理合戦。途中で唐突に犯人と思われる人物が浮上するも、その可能性もすでに考えられていた!今回はコナン君みたいなちびっこ探偵が頑張っていて楽しかった。

  • ちょっと疲れた。

    2017.9.29

  • 09/10/2017 読了。

    図書館から。

  • <紹介>
    「その可能性はすでに考えた」2巻。少年探偵・八ツ星がメインの探偵役を務めるがウエオロもしっかり活躍する。

    <おすすめポイント>
    思わぬところから話の規模が膨らんでいく中盤がとてもワクワクする。

    <感想>
    フィクションのチャイニーズマフィアはロマンがある。

  • 結婚式の回し飲みで男性だけがヒ素中毒で死んでしまう。花嫁のカバンから発見される毒物。しかし、それをいつ仕込んだとしても他の犠牲者が出たはず。本当に奇跡は起こったのか?
    前作に続き推理合戦が面白い。次々と出る仮説と反証。今回は叙述トリックのような部分もあるが、その可能性すらすでに考えて探偵は反証してしまう。最後にオチもつく。唯一欠点を挙げるとすれば、早すぎてついていけない。

  • 仮説の穴とややの御都合主義、あと今回に関しては奇蹟とするにはやや神秘性が欠けることとか、不満点もあるんだけど、前回も細かいところは甘かったので許容範囲。良いところは今回はフーダニットが本格的に加わったところ。やはりこのシリーズは読みやすいし、読んでいて面白い。前作同様多重解決の一つ一つのピースはやや弱いが総合的には収まりの良い本格ミステリになっている。ロジックで穴を埋めていく様子がやはり何より楽しい作品だ。

  • 本書から読み始めたが、シリーズものらしい。
    前作を読んでいなくても背景の説明があるので、本作から先に読んでも大丈夫だ。

    夾竹桃の花が咲く。
    毒の入った杯に。

    聖女と崇められる「カズミ様」。
    この殺人事件は「カズミ様」によるものなのか?
    それとも人間によるものなのか。
    さあさあ、奇跡は目の前に。
    舐めてみるかい?試すかい?
    この事件はどういうわけで起こったのか。
    君が考えた理由や犯人......その可能性はすでに考えた。
    何度でも否定してあげよう、どっちの方が上手かな。

    始まりはひなびた山の中。
    地元名士の婚礼会場、そばで泣くのはお嫁様。
    毒を持ったお嫁様。
    次に舞台は海の上。
    ここで登場、かの探偵。
    彼は探す、母のため。
    インチキ呼ばわりされちゃあ許せん、追い求めるはなくした名誉、奇跡という名の真実よ。
    そして再び山の中。
    見つけた奇跡は本物か。
    二転三転、そら暗転。

    どの人物も食えないねえ。
    でもそれゆえに魅力的。
    一つだけ気になるのは少年探偵、八ツ星くん。
    小学生か中学生か、本人は中学生と言っているがフーリンは小学生と言っている。
    これも仕掛けなのか、単純ミスか。

    登場人物の中でお気に入りはキヌア。
    なんだかスーパーフードみたいな名前だ。
    単純で下品、だけど面白い。
    小姑になられるのはごめんだが。

全33件中 1 - 10件を表示

聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた (講談社ノベルス)に関連するまとめ

聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた (講談社ノベルス)を本棚に登録しているひと

聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた (講談社ノベルス)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた (講談社ノベルス)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた (講談社ノベルス)を本棚に「積読」で登録しているひと

聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた (講談社ノベルス)の作品紹介

第16回 本格ミステリ大賞候補
ミステリが読みたい! 2016年版(早川書房)
2016本格ミステリ・ベスト10(原書房)
このミステリーがすごい!2016年版(宝島社)
週刊文春ミステリーベスト10 2015年(文藝春秋)
読者に勧める黄金の本格ミステリー(南雲堂)
キノベス!2016(紀伊國屋書店)

ミステリーランキングを席巻した
『その可能性はすでに考えた』シリーズ最新刊!

聖女伝説が伝わる地方で結婚式中に発生した、毒殺事件。
それは、同じ盃を回し飲みした八人のうち三人(+犬)だけが殺害されるという不可解なものだった。参列した中国人美女のフーリンと、才気煥発な少年探偵・八ツ星は事件の捜査に乗り出す。
数多の推理と論理的否定の果て、突然、真犯人の名乗りが!?
青髪の探偵・上苙は、進化した「奇蹟の実在」を証明できるのか?

聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた (講談社ノベルス)はこんな本です

聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた (講談社ノベルス)のKindle版

ツイートする