ブラッド・ブレイン 闇探偵の降臨 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 37
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062990820

作品紹介・あらすじ

ある母娘を脅かす「悪魔の声」。その正体と目的は? 警視庁捜査一課の刑事・百成完から相談を受けた「闇の探偵」月澤凌士は、たちどころにその謎を解き明かす。だが、それはさらなる複雑怪奇な連鎖殺人の序章でしかなかった。完璧なアリバイを支えるトリックと、犯罪の恐るべき全貌を月澤は見破れるか? そして月澤凌士自身に隠された最凶の秘密とは? 本格ミステリー界を揺さぶる強烈な名探偵登場!!

感想・レビュー・書評

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  • 裏で警察に協力する死刑囚月澤。その手足として捜査する百成。闇の安楽椅子探偵物、面白い。
    いくつかの事件が実は裏で繋がってた、っていう構図はよくあるけど、不用品処理と悪戯電話がそう繋がるのかと。
    続きも読みたいな。

  • 刑事が連絡役となって、獄中の犯罪者に事件を解いてもらうという、背に腹は代えられない的な設定。犯人側がごちゃごちゃしてるし、最後のあの人もなんだかね、とは思ったものの天才探偵ものとしてシリーズが続くなら楽しみ。

  • 奇しくも警察に助言する探偵モノを連続で読んでしまった。
    が、こちらはライトではなかった。
    いや、折り返しの作者の言葉、まるで前巻あるみたいな書き方ですけど、シリーズものじゃないよねこれ?

    なぜだか百成刑事を女性だと、かなり先まで勘違いしてましたよ。具体的に言うと、立てこもり事件終わるまで。
    表紙見て、なんか変だなとは思ったんですよ。
    でもなぜだかわからないけど全然気づかなかったんですわ。
    不思議だわー。

  • 獄中探偵、刑事とタッグを組んで事件解決。
    月澤さんの過去の事件が気になる・・・
    続くかな

  • 他の作品の方が好き

  • 捜査一課の刑事が収監されている凶悪犯の頭脳を借りて事件を捜査する、レクター博士のような探偵役の新シリーズ?
    冒頭の奇妙な電話のエピソードのほかは事件は一見地味だが、犯人はなかなか忙しくがんばっているトリック。というか読み終わってみるとそこまでする必要が?という気もする。でもやっぱり楽しい。
    探偵役の月澤はまだ謎が多いが、別シリーズの名探偵海老原浩一よりは好きかも。

  • 2016/09/22読了

  • 脳を危険に刺激する高濃度本格ミステリー!!
    連鎖するトリックとトラップ!
    異形の謎迷宮に挑むのは天才「最凶」探偵と青年刑事!!

    ▼特集ページ
    http://kodansha-novels.jp/1609/kojimamasaki/

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著者プロフィール

埼玉県生まれ。2005年、島田荘司氏との共著により『天に還る舟』(南雲堂)を上梓。2008年、『十三回忌』(原書房)で単独デビューを果たす。2015年、『扼殺のロンド』(双葉社)で第6回「駅の中の本屋さんが選んだエキナカ書店大賞」を受賞。スケールの大きなトリックと、どんでん返しを得意とする。趣味はリバーカヤックと散歩。ビールが大好物!主な著書に『怨み籠の密室』(双葉社)、『ブラッド・ブレイン1~3』(講談社)、『モノクローム・レクイエム』(徳間書店)、『愚者の決断——浜中刑事の杞憂』(南雲堂)など。

「2022年 『仮面の復讐者 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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