- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062990851
作品紹介・あらすじ
タオルに血で書かれたSOSを手掛かりに捜査を開始した刑事・如月塔子と相棒の鷹野。しかし彼らが発見したのは、監禁されすでに事切れた被害者だった。タオルを運んだ人物として捜査線上に浮かんだのは九歳の少年・優太。年の割に大人びていて、事件について頑なに口を噤む彼は、なぜか塔子にだけ懐く素振りを見せる。これまで多くの特殊犯罪を解決に導いてきた捜査一課十一係――殺人分析班の捜査と推理が光る、人気警察ミステリシリーズ最新作!
感想・レビュー・書評
-
今までと違って子供が出てくる作品で、内容も11係というより、鷹野如月ペアが前面に出ていました。
徐々に手代木さんとの距離が縮み始め、11係に入りたいのかなぁと思うほどです(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タオルで血で書かれたSOSから監禁された男性の遺体が発見され、そのタオルを運んだ人物として9歳の少年が浮かび上がる。「無敗のイレブン」十一係は少年を保護出来たが何も語らない彼に手を焼き捜査はいつも通りにはいかず難航。公安の影もちらちらして大きな裏があるようだが…。少年への対応に塔子の成長ぶりが発揮されて一人前になってきてるなー、と感慨深いがその分事件解決の流れがどうも甘く感じる。いやそれ気付いてなかった?な点があって残念。鷹野の前相棒の事件が進みそうで続きに期待。しかし河上さん、報われないなぁ。
-
警視庁捜査一課十一係シリーズ、8作目。
安定のシリーズ作。相手が子供だったり、公安絡みだったりで、真相に辿りつくまでに結構足止め食らったけれど、最後に待っていた父子の真相は意表ををついていて、面白かった。公安捜査員の上條の存在はほぼほぼ記憶から消えていたが、この胡散臭いキャラは意外と嫌いでないかも。今後もたまに絡んでくると良いかな。 -
シリーズ読破中。
子供が出てきましたね。シリーズ物は切り口を変えていかないと。 -
10月-6。3.0点。
警視庁十一係。拉致され、救出された少年、心を閉ざし
犯人の情報など話さず。
塔子にだけは心を開いていく。
安定している。今回は猟奇的な影が少なく、面白い。
次作も期待。 -
シリーズ8作目。搭子と少年のやりとりがいい感じ。
-
面白かった。塔子と鷹野がいい感じになってきていて、微笑ましい。
-
ちょっと物足りなかったですが
面白かったです。