NO推理、NO探偵? (講談社ノベルス)

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著者 : 柾木政宗
  • 講談社 (2017年9月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062991018

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NO推理、NO探偵? (講談社ノベルス)の感想・レビュー・書評

  • 絶対にオススメしない。以上。で終わりたいところである。

    メタフィクションにメインテーマに書かれた本作。個人的には、メタのいじり具合は、ありです。ハードボイルドのくだりは笑ってしまった。

    読み終えて、やりたいことはわかったし、そういう作家がいることは、本ミスファンは多いに大歓迎すると思う。

    帯はいけなかった。賞賛も激怒もそんな別に…

    なにがいけなかったのか?やりとりが寒い、探偵と助手のキャラ分けがない、そもそもくだらない…そんなことは置いといて…笑
    ツッコミがいけないのではないかと思う。ほぼ全てツッコミが下手くそである。テンションでツッコむのではなく、冷静にクールなツッコミで、例えツッコミのような言葉遊びで返せば、小説でしかできない会話が出来たのではないだろうか?

    それと、やろうとしてることは、早坂吝がやってる。そこがマイナスだった。

    お笑いの才能はないかもしれませんが、絶対に本ミスの革命児になりそう。そんな予感がする本作。とりあえず読みましょう。そして語る仲間を増やしたい笑。

  • 究極のメタミステリって解釈で合ってるのか?面白い試みではあるけど、作者の狙いがよく分かってない。やっぱり推理って凄いよ、探偵サイコー!とでも言っておこう。麻耶雄嵩と泡坂妻夫に影響を受けているのは伝わってきたが、味わいが感じられない。

  • 初めて評価に星一つを付けた。
    メタミステリ+バカミスってやつですかあ?  馬鹿馬鹿しくて呆れた。「全ては最終話の為に」という事なのだろうけど、そこまでが酷過ぎる。大体さあ、登場人物が読者に話しかけたり、残りページ数を気にしたりするのは、ギャグ漫画では大昔からやっている。急にポエムを挟むのやエロに聞こえる言葉遊びも天才赤塚の二番煎じだからね。何を今更。『メフィスト賞』もそろそろ目を覚ましてくれないかな?

  • 催眠術で推理力を封じられた女子高生探偵が、親友のプロデュースする“推理に頼らぬ解決”を強いられるメタミステリ。各章微妙な真相に加え、全編に渡り繰り広げられる素人が書いた90年代ラノベのようなきっつい会話の応酬に耐えられるかがまず勝負。定石を外したようで存外普通な展開の多い中、唯一「旅情ミステリっぽいやつ」は珍しさがありました。推理がなくてもミステリは成り立つ?いやさ日常の謎もアクションもエロミスも灰燼に帰す圧倒的なまでの名探偵礼賛。前代未聞の消去法と動機なのにまったく評価する気が起きない黒幕の正体は逆に凄いのかもしれない。

  • 感想難しい…。
    ちょっと好みに合わなかったかな。

  • メフィスト賞も落ちたもんだな。
    最近だと井上真偽『恋と禁忌の述語論理』もまあまあ酷かったけどその上をいく作品がこんなにも早く出ようとは…
    推理という過程を省くという趣向は面白いと思う。だから各短編がミステリ的に弱くなってしまうのも仕様がない。だけど、連作としての仕掛けがあまりにも詰まらないし、さらにはアピールしすぎでウザかったメタフィクションな部分も正直スベってる。
    とことん本格が好きだと奇を衒ったものを描きたくなるんだろうけど、この趣向は先人たちが"あえて"やらなかったものだと思うのよ。あまりにも身内ネタだからね。

  • 非常に評価の難しい作品。メフィスト賞の問題作という触れ込みだが、逆にメフィスト賞でしか日の目を見なかったかもしれない。序盤から終盤までかなりキツめの出来の悪いコントのような会話と地の文が続き、メタ発言が連発される。この辺りは多くの人にとって苦痛だろう。推理のできなくなった探偵とその助手が様々なミステリのシチュエーションをパロディしながら皮肉りつつ進行していき、196ページ以降の展開は一気に新境地に突き抜ける。その点は評価に値する。しかしそこまでがあまりにナンセンス、個人的には趣向は好きだがもっとうまく仕上げて欲しかった。最後の展開は良く出来ていて、ある種の試みとして成功していると言っていいかもしれない。しかしこれを許容できるか否かは、どこまで序盤からしつこいくらいに続く寒いギャグとコントを受け入れられるかにかかっている。地の文や会話やメタ発言は地続きに展開を揺さぶるため、そこが許容できないとラストも受け入れがたい。正直なところ同人誌でやれ、と思わないでもないが、ミステリの多様性としてこんな作品の一つも世に出ない世界の方がよほど不健全なようにも思う。とりあえずは好意的に捉えたい作品。

  • パワー系女子高生コンビがハイテンションで罵倒し合いながら事件をアトラクション的に解決してく。
    推理は禁じられてるけど、伏線を蒔いては回収したり、話を丸く収めたり、探偵の仕事は多い。
    メタ発言メタ展開メタ論理メタetc!
    歪すぎる化物ロジック。
    こんなにメフィスト賞をピンポイントで突いてきた応募作があろうか!
    こんだけ狙いすまされたら賞あげたいよねメフィストさん。

  • 清々しいまでのメタネタ。推理を奪われた探偵に推理など不要とのたまい、様々なジャンルでの活躍を目論む助手。メフィスト賞に相応しいハジケっぷりと、とっておきの仕掛けに心くすぐられました。

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本格ミステリ界大激震――!!

法月綸太郎、微笑――。
第『53』回受賞作はメフィスト賞の『ジョーカー』だよね?

青柳碧人(『浜村渚の計算ノート』)、感嘆!
歴代すべてのメフィスト賞受賞者と、今後すべてのメフィスト賞受賞者に贈る傑作(僕、受賞してないけど)。

円居挽(「ルヴォワール」シリーズ)、憤然!
やりたい放題やんけ! 不覚にも面白いと思ってしまったけど……オレもこれやりたかった!

早坂吝(「らいち」シリーズ)、推薦!
昔のメフィスト賞では出し得なかった「最新」受賞作を見逃すな!

白井智之(『おやすみ人面瘡』)、愕然!
196ページを読むまでは舐めてました。本当にごめんなさい。

メフィスト賞史上最大の問題作!!

「絶賛」か「激怒」しかいらない。
これはすべてのミステリ読みへの挑戦状――。

私はユウ。女子高生探偵・アイちゃんの助手兼熱烈な応援団だ。
けれど、我らがアイドルは推理とかいうしちめんどくさい小話が大好きで飛び道具、掟破り上等の今の本格ミステリ界ではいまいちパッとしない。
決めた! 私がアイちゃんをサポートして超メジャーな名探偵に育て上げる! そのためには……ねえ。

「推理って、別にいらなくない――?」。

NO推理探偵VS.絶対予測不可能な真犯人、本格ミステリの未来を賭けた死闘の幕が上がる!

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