- Amazon.co.jp ・本 (104ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062998314
作品紹介・あらすじ
女性の護身術といえば、柔道や空手などの柔術で相手と戦うもの、と思ってしまいがちです。しかし、いきなり見知らぬ人が襲ってくるケースより、、顔見知りに襲われるケースの方が圧倒的に多いのが事実。だからこそ、そうなる前に「拒絶」反応を示し、事態が大きくなる前に防ぐのが最善の方法です。
まずはどのような人が狙われやすいかを認識し、予防策を講じること。じつは「立ち姿」「歩き姿」など立ち居振る舞いをきちんとすることで「抵抗力」があることを示すのが重要ポイントなのです。
さらに身近な人からの「肩に手を回してきた」「太ももに手をおいてきた」などセクハラなどでありがちな行動から、「あやしい人が近づいてきた」「押し倒されそうになった」など具体例の対処の仕方を指南します。「エイ! ヤー」と蹴ったり、たたいたりするのは、実際にはむずかしいもの。太ももをさわってきた親指を曲げる、手を回された際に、あばら骨をつくなど、とっさでも対処でき、力もいらず、より効果的な対処法を指南します。
特殊部隊創設者が女性のための護身術を初めて指南します。
感想・レビュー・書評
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護身術となっているが、体術的な事よりも、被害に遭わないために加害者の視点に立って考える部分が印象的。加害者のサーチング、ターゲッティング、アタックに遭わないように正しい立ち姿勢と正しい歩き方をする。拒絶するタイミングの見極め重要。女性が受ける暴力はほとんど身内、顔見知り。ハグとか部屋に入れるだけなら…といった曖昧な領域の前にバシッと拒絶の意思を示す。
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借りて読んだのが最初。買うことにした。
写真付きで実践的。
それだけじゃなくて、シチュエーション、加害者の心理もよく検討されていて、その分析が的確なので、信頼できる内容ではないかと思う。 -
男性ながら読ませていただき勉強になりました
生死を分かつ戦闘経験を持つ数少ない日本人の言うことですから、鋭い指摘だと思いました -
元自衛官が書いた女性向けの護身術。
正しく立つようにします。 -
護身術系の本を読んだことのない女性の、入門編としてお勧めです。
薄いので、それほど身構えずに読めると思います。
いざ襲われたらどうするか。という対処法も紹介されていますが、どちらかというと、「ターゲットにならない方法」の方に重点が置かれています。
正しい姿勢で正しい歩き方をする。
警戒心を持っていることを示す。などなど。
体作りや、体・力の使い方なども紹介されています。
すでに格闘技やジムで体作りをしている、あるいはこの手の本を何冊も読んでいる人には物足らないかもしれませんが、これから「護身」を学んでみたいという場合、とても参考になると思います。 -
薄い。
当然技法も少ないし、心構えも、別段目新しいところはない気がする。体幹を鍛えて、姿勢良く、毅然と、というのは良いんじゃないかな。
技法については変に細かくないので悪くないと思う。