純潔のマリア(1) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
3.94
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本棚登録 : 2170
感想 : 153
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063106220

作品紹介・あらすじ

百年戦争の時代に生きる最強の魔女マリア。戦が嫌いで、強力な魔力で戦場を蹂躙してきた彼女は、実は処女。恋はしたいけどその先はちょっと怖いお年頃。でも女夢魔アルテミスと男夢魔プリアポスをひきつれ大暴れしすぎたせいで“天上の教会”に目をつけられ、大天使ミカエルに裁定を下された。人前で魔法を使わぬこと、そして、純潔が失われたとき、その魔力も失うこと。お目付け役の美少女天使エゼキエルも加わって、マリアの制約つきの大活躍は続く!

百年戦争中の中世ヨーロッパ。教会と戦争が人を支配していた時代に、聖女の名を持つ魔女がいた。夢魔をひきつれ時に戦場に現れては強力な魔法で両軍をたたきつぶす最強の魔女・マリア!!・・・でも実は処女。恋を夢見るお年頃。マリアの暴れっぷりは天上の教会の目にもとまり、ついに大天使ミカエルまでもが地上に降臨する事態に!!

感想・レビュー・書評

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  • 最終巻を読了。
    妹から「なんか突然終わったよ。」と言われていたので、「そうなんだ…?」という気持ちで読み始めました。
    正直、展開の速さよりも西洋的なお話なのに、とても和な思想でまとめられていた感が半端なくて…そっちの方が気になりました。(←あくまでも個人的な印象ですが…汗)
    正直、一気に全巻読んだ方がまた全然違った印象を受けていいのかな…?と思いました。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「とても和な思想でまとめられていた」
      へぇ~鎧のような姿でタイトルとのミスマッチさが面白そうだな、と思っていたのですが、、、
      実は図書館...
      「とても和な思想でまとめられていた」
      へぇ~鎧のような姿でタイトルとのミスマッチさが面白そうだな、と思っていたのですが、、、
      実は図書館に「もやしもん」予約して4ヵ月以上、、、未だ読めず(そんな訳で石川雅之は読んだコトがない)。此方は図書館に無いので、TSUTAYAで借りようかな。。。
      2014/04/18
    • 小梅さん
      コメントありがとうございます。
      私も妹が購入していなかったら、『もやしもん』も『純潔のマリア』も手に取ることはな
      かったかもしれません。...
      コメントありがとうございます。
      私も妹が購入していなかったら、『もやしもん』も『純潔のマリア』も手に取ることはな
      かったかもしれません。
      いつか石川雅之作品が猫丸さまの元に届いて、レビューを拝見出来る日がくることを願っております。
      2014/04/18
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「石川雅之作品が猫丸さまの元に届いて」
      ありがとうございます。。。
      「石川雅之作品が猫丸さまの元に届いて」
      ありがとうございます。。。
      2014/04/30
  • 石川さんの作品、もやしもんが好きなので
    買うか迷ってたら弟が購入してた。
    ってことで早速読むことに。

    処女の魔女、マリアは争いが嫌い。戦争を繰り返す
    人間を、サキュバスを用いたり時に自ら出向いて
    止めている。でもその力が強力すぎて、天使に目を
    付けられる。

    「お前の行為はお前が満足したいからしているだけだ」

    神や、天使は人を助けない。人々は祈り、助けを
    乞うて願ってもただ見守るだけ…
    何の罪も無い、無抵抗な人々の命を奪う行為さえ。
    ―そんなの納得できない!
    マリアは天使・協会・百年戦争に喧嘩を売った。

    好きなシーンは、
    通信兵だった青年に別れを告げられたことを、
    愛の告白だと気づけなかったのをサキュバスに
    指摘されたマリアの一言。

    「あたし嫌いだな そういう駆け引き」

    超可愛いっつの!

  • もやしもんとはかなり方向がちがうけど、期待以上に好みの内容でした。
    一巻がまるごと導入部とも言えるので続きがたのしみです。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「もやしもんとはかなり方向がちがうけど」
      ふ~ん
      現在「もやしもん」を図書館に予約中。何冊か読んだら、此方も読んでみようかな、、、
      「もやしもんとはかなり方向がちがうけど」
      ふ~ん
      現在「もやしもん」を図書館に予約中。何冊か読んだら、此方も読んでみようかな、、、
      2013/05/21
  • 善良で賢く傲慢で奔放な(つまりオンナノコな)魔女のお話。マリアも使い魔ズも通信兵もアンもミカエルもみんな好き…。かわいい。架空の物語としてみんながどうしていくのかも楽しみで楽しく読めるけれど、日本人にはちょっと馴染みの薄い、キリスト教文化圏の命題「神の不在」を問う重たい話でもある。それをどうお描きになっていくのかも楽しみです。読んだあとに限定版のアルテミスが欲しくなってきました…。

  • 初版 帯

  • 初・石川作品。マンガとしてとても面白くて続きが楽しみ。ミカちゃんの造形にもえる……!(未だかつて「ミカエル」と名のつくものに外れがあった例がない。筆頭は古いけど天使禁猟区)

  • フクロウズが可愛い。

  • 百年戦争の時代。夢魔を扱う魔女なのに、処女なマリア。何故神様は全てを救って下さらないのか… 目の前の人たちだけでも救いたい。そう思って何が悪いのか。大天使ミカエルに喧嘩売って、お目付役をつけられるところまで。

  • 今度はふくろうがマスコットです。もふもふしたい。
    ドラゴンに変身しても鳴き声が「ホー」なのに噴いた。
    なにより主人公のマリアが好きだー!
    天使のイメージが私の思う天使観に近かったので、
    うんうん!そんな感じ!と思いながら読んでました。
    ところで、石川さんはボンテージ衣装が好きなんですかね・・・?
    もやしもんの長谷川さんといい・・・。可愛いからいいんだけども!

  • ミカエルの人ならざる者としての存在感がすごい。
    強くて正しくて美しくて、そして共感度ゼロ感。
    素晴らしい。

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著者プロフィール

大阪府出身。1997年に『日本政府直轄機動戦隊コームインV』でデビュー、初連載。1999年、『神の棲む山』(『人斬り竜馬』所収)でちばてつや賞準入選受賞。「モーニング」連載の『週刊石川雅之』などを経て、2004年より「イブニング」で『もやしもん』を連載開始。

「2013年 『もやしもん(12)限定版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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