なにかもちがってますか(1) (アフタヌーンKC)

著者 : 鬼頭莫宏

• 講談社 (2011年1月7日発売)

作品紹介・あらすじ

『なるたる』『ぼくらの』『のりりん』など、常に話題作を発表し続ける鬼頭莫宏が世直しに挑んだ（？）意欲作！

謎めいた転校生・一社高蔵は、同じクラスの日比野光が持つ超能力に気づいた。そしてその力を、世の中の間違いを正すために使うよう、日比野に強要する！　そんな彼が提案した、世直しのための第一歩、それは「携帯電話を使いながら車を運転してる奴を殺せ」！

感想・レビュー・書評

[本を食って生きているさんの感想 · 2013年3月16日]

これは…
青春モノと見せかけて、まーた人がゴスゴス死んでいきます(´Д` )
なるほどやっぱり『ぼくらの』『なるたる』の人の作品。
キツイ展開に、読みながら天を仰ぐ事数回。
どうあがいても鬱展開しか待ってなくて、うわーやだーもうやだーと思いつつ、続きを読みたい…

[ytr8335hsさんの感想 · 2012年8月11日]

なるほど鬼頭莫宏はもともとこういう作風か。のりりんが平和すぎるというのはこのことね。人をガンガン殺せる作者と知ってのりりんを読む緊張感が増した。珍しい相乗効果だ。

[隼レイカさんの感想 · 2015年3月10日]

中３の春、なにげない毎日を送っていた日比野光は、転校生の一社高蔵との出会いで特殊な能力を開花させる。使いようによっては殺人も可能な日比野の力を、一社世の中の間違いを正すために使えと言うのだった。

[みちのかみさんの感想 · 2012年9月7日]

なぜ怖くなるんだ

[knkt09222さんの感想 · 2012年6月17日]

で、出たー！
中二病による世直しと、超能力！
これからさらに鬱展開が予測される。

[Hissah607さんの感想 · 2011年1月16日]

第1巻を見る限りでは「ぼくらの」+「デスノート」という感じ。まだ導入部なので、今後の展開に期待です。

[ashi9rさんの感想 · 2011年1月11日]

こっちはサクサク死ぬほうの鬼頭作品。

[Kさんの感想 · 2023年5月7日]

超能力を持つ中学生が、転校生に唆されて世直しする話。しかも人殺して！どうなるのかドキドキする。
主人公のミツは、クラスの中で不思議な立ち位置だな…大人しいのに不良に一目置かれて、仲のいい女子がいても憧れの女子は他にいる。優しくて控えめで繊細なのに、妙に肝の据わった所が魅力なのかな。もしくは幼馴染み的な昔からの人間関係に恵まれてたのか。
転校生の一社は中学生らしい正義感なのかな～、理論的だけど無自覚にご都合主義で、思い切りがよすぎる感じ…何がそうさせるのか。

[nira1013さんの感想 · 2018年10月29日]

作者の鬼頭氏は、他誌で驚きの爽やか自転車マンガを連載されています。,しかし、本作品は同氏のテンプレにバッチリとはまった鬱展開が期待できそうです。,過去作品と新機軸なのは、男子コンビが主役というところでしょうか？,1巻なので設定紹介がメインですが、主役（能力者）が、あこがれの女子の友人、父親を早速殺害してしまうという業の深い滑り出しとなっています。,過去作に比べると極めて日常的世界で展開されるストーリーですが、これからの展開に期待です。

[いがいがさんの感想 · 2018年10月29日]

のりりんがまあまあ面白かったので、こちらも購入。
今後の展開次第かな。

著者プロフィール

1966年、愛知県出身。名古屋工業大学在学中の87年に、『残暑』で小学館新人コミック大賞に入選。95年、アフタヌーン秋の四季賞に準入選。同作を第１話として『ヴァンデミエールの翼』を連載。その後、『なるたる』『ぼくらの』『のりりん』『なにかもちがってますか』など代表作多数。


「2021年 『ヨリシロトランク（3）』 で使われていた紹介文から引用しています。」