- Amazon.co.jp ・マンガ (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063107272
感想・レビュー・書評
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このマンガ読んでた最後の方にて、SEBASTIAN Xの「こころ」がシャッフル再生で流れて来て、ぼく、号☆泣。未来を生きたい。BORN FREE。自分を幸せにするのは、いつだって自分なのだろう。 / ちょっと長いけど…… <愛してるよりも/「ただいま」聞きたいな/疲れたあなたに/「おかえり」言いたいな/わたし愛を作りたい/こころが宿るような/探し物なら どこにもない/自分で作らなくちゃ/いまから さあ作っていこう/わたしとあなたのための/うちに帰ろう>(SEBASTIAN X「こころ」)
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雪乃は恵まれています。
可愛い容姿に和み系の雰囲気。
男にも女にもモテる。
そして何より、ずっと一緒にいたいと思える大好きな人がいるのです。
でも、アイドルになれなかった挫折感が根深く、恋愛依存気味な体質。
相手の言葉に過剰反応して、嫉妬したり、劣等感を感じたり。
面倒臭い子なんですよね。
もっと幸せを感じてもいいのに。
同性愛だという障壁はもちろんあるけど、将来の保障がないのはどの恋も同じです。
そんな雪乃は傷つきながらも成長していきます。
不安もあるけど、今の幸せを最大限に享受し、少しづつ前に進んでいく。
素敵な終わり方だったと思います。 -
今回一番ドキドキしたのは、しおりが雪乃にキスしようとしているところを節子さんが目撃した⁈と思わせるシーンでした。数ページ前のシルエットとハイヒールのカットに上手く騙されてしまいました。
あと仕事を断った節子を雪乃が問いただしている時に流れのが携帯の着メロなどではなく、炊飯器の炊き上がりのメロディなのがすごいと思いました。その後食卓で二人がきちんと話ができるよう、自然な流れが作られているなと感じさせられました。(切っ掛けが炊飯器なのが少し笑えましたけど…)
最終巻で雪乃がぐっと大人になったように思います。節子に頼ってばかりではなく、対等に生きて生きたいという強い意志を感じました。
相手の気持ちが分からなくなってもその度にごとに思っていることを素直にさらけ出してきた二人は、今後どんな試練が待ち受けていても乗り越えていけるような気がします。 -
『すずめすずなり』に比べずいぶんと作風が変わってたけど、読み進めるたびに面白くなっていってなかなかよかった。最終巻。
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カバーの表裏で目線が綺麗に重なるのが好きです。わりかし前途多難な気がしてます。でも前に進めたならそれでいい。最終巻。お疲れさまでした。
感想詳細
http://d.hatena.ne.jp/rain202/20110128/p1 -
普通の幸せに最後泣きそうになった。
ミカちゃんとは…とか気になるけどオクターヴ完結としてはこんな感じで良かったです。 -
2011年1月23日bk1で購入して読み。
結局あまりなにも解決してない気がするけど、二人が納得した上で次に歩みだしてるあたりハッピーエンドなんだろうな。