- Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063107982
作品紹介・あらすじ
『なるたる』『ぼくらの』『のりりん』など、常に話題作を発表し続ける鬼頭莫宏が世直しに挑んだ(?)意欲作!
“空間と空間を入れ替える能力”を持つ日比野 光と、「その能力で世の間違いを正せ」と持ち掛ける一社高蔵。そんなふたりが始めた世直しは、とりあえず「車を運転しながら携帯電話を使っているやつを殺すこと」から始まった。世間で言うところの犯罪行為であろうとも、あくまで世のため人のため、精進と苦悩を重ねるふたり。
感想・レビュー・書評
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空間と空間を入れ替える能力を持つ日比野光と、その能力で世の中の間違いを正せと持ちかける一社高蔵。車を運転しながら携帯電話を使っているやつを殺すことから始まった犯罪行為としか思えないことをやる2人なのだった。
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二人の意外な面が見えて、段々仲良くなってきた2巻。
ミツはバドミントン得意だったのか…コースター?に当てられるとか、すごい。ハルの攻撃を全部避けるのも、結構すごいんじゃなかろうか。イッサに結構本気で殺しにかかったのは驚いたけど、最初にクラスメイト殺しちゃって、さらに6人も殺してたら、もうできちゃうか…。好きな人のために人殺しを受け入れられるようになっちゃうのは驚いたけど。
イッサのダメな面がかなりあらわになったな…この世直しが一気に不安なものになった気がする。ただ、ミツに殺されそうなときとか、訓練で近くに立ってる覚悟はすごいな…。ハルは何があってひきこもってるのかな。 -
本巻では特段の事件は起こりません。1年ぶりの単行本ですがw
ただ、描かれるのは、主人公ふたりの幼さ、軽さ、愚かさです。
容貌と同様に思慮深い少年かと思われた一社君も、粗忽で姉に頭が上がらない年相応の中学生であることが徐々に明かされます。
ミッツも自分の行いを正当化するのに精神的エネルギーを浪費していきます。
全編通じて友達っぽくなったふたりですが、この巻は壮大な死亡フラグかもしれません。 -
ニートな一社の姉・春登場。なんか・・・つかめない・・・話が。まだ世界に入り込めない。でも、纏めて4巻まで購入したので今後に期待して読む。
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「高蔵はアホの子です。」おねえさんがはっきり言ったことで、確かにアホだと気付かされました...。
イッサは美少年で勉強もでき自信家、主張していることがイカレていても筋は通っていると勘違いしそうになりますね。
カリスマ能力があるって恐ろしい。 -
2
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鬼頭式ほのぼの中二コメディ!!
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『のりりん』よりも鬼頭莫宏「らしい」作品。相変わらず思考実験気味、というか思いつくまま?にぶっ飛ばしていて読者を不安にさせる怪作。