- Amazon.co.jp ・マンガ (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063140644
感想・レビュー・書評
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宿主である高校生のシンイチと、彼の右手に寄生したミギーが、人を喰らう寄生獣たちと闘うホラーバトル第七巻。
シンイチを襲う強力な寄生獣。果たして生き延びることができるのか。一方、寄生獣に家族を殺された探偵の倉森は復讐を決意する。そして対する寄生獣側にも亀裂が。
シンイチ、田村それぞれの特色あるバトルが繰り広げられる一巻。私刑に感動すら覚えると語る田村の思索はどんな実を結ぶのか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これは一番面白かった
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■書名
書名:寄生獣(7)
著者:岩明均
■概要
『広川』一派のテリトリーを侵した新一&ミギーに襲い掛かる刺客。
それは一つの身体に複数の寄生生物を宿した未知の敵だった!かつてない強敵に、
新一とミギーは苦戦を強いられる。新一とミギーは生きて逃れることが出来るか――!?
一方、寄生生物からは手を引いていた探偵・倉森に『広川』一派の魔の手が迫る!
(amazon.co.jpより引用)
■感想
人間が寄生生物に少しづつ抵抗する様、寄生生物が自分達で人間社会を築いていく様
が上手に描かれています。
また、新一には、三木という刺客が現れますが、これがまたはちゃめちゃ。
いうなら、悪魔の実を5つ食べた感じ。
間違いなく、こいつがラスボスでしょう。 -
新一は密かにパラサイトを一体一体倒していくことを考えている。しかしそれをミギーにいうことはできない。ミギーは自己の生存にのみ関心があり、降りかかった火の粉なら払うが、こちらから危険を冒してまでパラサイトを殺害に出かけるようなことはしないからである。
「広川」市長らパラサイト集団では、しかしパラサイトに対する殺傷能力を示した新一たちを危険視する意見が出される。興味深いサンプルとして観察継続を示唆する「田宮良子」に反して、新一に刺客を送り込むことになる。
第7巻は最後から2番目の戦闘クライマックスといえるだろう。
新一にとっては最後の戦いの前哨戦である。パラサイトは通常人間の頭部に置き換わっているのだが、送り込まれた刺客とは、さらに四肢それぞれにパラサイトが寄生しているという実験的な個体「三木」である。通常は頭部を武器化して戦うパラサイトだが、「三木」は四肢を武器化して戦うことができるのだ。その圧倒的な力に対して、問題は四肢の制御であり、そこを突いて新一たちは辛うじて勝利を収めるが、もっと完全な個体「後藤」との戦いはあとに持ち越される。
他方、「田宮良子」を危険視した「広川」グループの三個体が「田宮良子」を粛清にかかるというのがもうひとつのクライマックス。「田宮良子」は「三木」や「後藤」とは別の見事な戦いぶりを示すのだ。 -
だんだん知性をもって嘘が上手くなってるミギーが怖い……
あと田宮玲子の知性が光ってヤバイ。
こういう頭脳戦、大好き!!
寄生獣は何のために生まれてきたのか……
その答えは果たしてなんだろうか。 -
2つの戦闘。もうすぐ山場。しかし田村さんは特異な存在だ。
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新一VS三木(=後藤)。
田村玲子VS3人(匹?)のパラサイト。
パラサイトもいろいろと計画性を持ってるんだな。 -
岩明均
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5~10一気。