寄生獣(8) (アフタヌーンKC)

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著者 : 岩明均
  • 講談社 (1994年2月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063140767

寄生獣(8) (アフタヌーンKC)の感想・レビュー・書評

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  • ■書名

    書名:寄生獣(8)
    著者:岩明均

    ■概要

    「なぜ寄生生物は生まれたのか?」自身の存在に疑問を抱く寄生生物・田村玲子。
    しかし、本能のまま人間を補食しつづける仲間たちは彼女を危険視し始める。
    また、家族の命を奪われた探偵・倉森も田村玲子への復讐を開始するのだった。
    自分とは異種である人間の子供を誘拐された田村玲子のとった行動とは―。
    人間とは?寄生生物とは?今、下される1つの回答。
    (amazon.co.jpより引用)

    ■感想

    なかなか衝撃的な巻です。
    田村玲子編はここで幕を下ろします。

    こういう部分が、この作者の天才的な所だな~と思います。
    メインキャラクターを殺す時の言葉、態度が非常に印象的です。

  •  自分のよく知っている人が密かに異星人に置き換わっているという話はジャック・フィニィ『盗まれた町』だが、『寄生獣』の寄生生物は宇宙から来たわけではないみたいだし、侵略者と戦う英米SFと違って、日本の作品は単純に敵味方と割り切れないぞ。

     第7巻が戦闘のクライマックスなら、第8巻には情緒的なクライマックスがひとつ用意されている。新一の「胸の穴」である。母親に寄生したパラサイトによって穿たれた胸の穴はミギーのおかげで修復され瘢痕が残るだけなのだが、心理的な意味での「胸の穴」が物語の底流として問題となっているのだ。あるとき、手相見が新一を診断して、胸の穴を開けた相手に会わねばならないと占うのだが、それに対して新一は人殺しの顔をして「そいつなら殺した」と言うという場面があったのだが、それが伏線となっている。穴を埋めに来たのは「田宮良子」なのである。

     人間側は警察の捜査が進んでパラサイトの存在と「広川」市長グループにより支配されている市の存在もつかんでいる。
     警察がパラサイトかどうかを調べる秘密兵器が登場する。猟奇的連続殺人犯である。彼は殺人者としての勘で相手が人間か人間以外のものかわかってしまうのだ。パラサイトが人間を食べているところを目撃したしまったこの殺人犯、なんだ俺と同じことやってるんじゃないかと言うのだが、「寄生生物と人間は1つの家族だ。われわれは人間の『子供』なのだ」という「田宮良子」が新一に告げる「結論」とそれは呼応している。人間もパラサイトも一緒。
     永井豪の『デビルマン』では人間のほうこそが悪魔だといって不動明が絶望する場面がある。それに対して寄生生物と人間は1つの家族だという「田宮良子」の言葉はあたかも希望を語っているかのようだ。何の希望だかよくわからないが。

  • 第46〜51話収録。
    本作の怒涛の展開に思わずのめり込みつつ読んできたが。最高潮に惹きつけられたのが、48話の田村玲子の最期だった。きっと本作の読者、誰もがそう感じるのではないだろうか。新一の心境も素晴らしい。ミギーの一部を取り込んでから、人間らしさが無くしていることにとても悩んでた彼。やっと、やっと救われたんだね。思わず頁をめくるの止めてしまうほど、とても感動した。49話の、殺人鬼である浦上も強烈な人物だが、彼女の事件の直後のせいで少し霞む。さて、広川のいる東福山市に乗り込もうとする警察。失敗しそう。村野の一言が良い。

  • これは感動した。母性って一体なんだろう?全ては樹の中に…

  • 自分が寄生した人間と言う生き物を知りたい、と言う知的探究心を抱き続けて探る内に人間の感情や心までも学んだ田村玲子の最期が切ない。学習する人工知能の話に通じるものを感じだ。

  • 久々に魂ふるえた田宮玲子の死に際!
    いよいよ人間と寄生獣との戦いに決着がつきそうなにおい。
    クライマックスは近い!

  • 一区切り。そして、より、熾烈に。最後の言葉は今後の暗示になっている気も。

  • 田宮玲子は死に際に何を思っていたのか・・・
    深い悲しみにより、涙を取り戻した新一。 
    とても感慨深いシーン。
     
    殺人鬼・浦上を利用しての、「狩り」はいかなるものか?!

  • 寄生獣面白いと思うし、岩明さんには好きな漫画もあるんですが、寄生獣通して人物の会話が ツマンネー 漫画は面白い会話が読みたくて読んでる勝手なところがあるので。でもこの巻の田宮と新一の会話はよかった

  • 岩明均

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