なるたる(1) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
3.72
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本棚登録 : 1189
感想 : 96
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063141863

感想・レビュー・書評

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  • ロリコン

  • 子供なりに精一杯考えているのだよ。たとえそれが間違っていても。

    後半の竜の子が世間に知れ渡ってからの軍事介入や人々のリアクションは時間がなかったのか、超早回し。
    その辺はぼくらのでまとめ直した感があるので、それを見るとわかりやすいかも。

  • ハートフルボッコアニメっていうんでアニメを見て、のり夫のために漫画を購入。のり夫目当てで買った変態は多分結構いると思う。のり夫ってカテゴライズすると男の娘になるけど、でも、男って娘になれないんだよね…。うん…。ホント、あそこらのシーンは三日間は頭から離れなかった。ラストが消化不良っていうのはあるけど、でも全体を通してみたらちゃんと佳作です。ともすると駄作になりかねない脆さが絶妙だと思いました。

  • 全巻読了

  • 全巻読了

  • 鬱漫画。全12巻。心構えして読まないと精神にダメージを受けるかも。特に多感な時期に読むのは必ずしも良い影響を与えるとは言い難い。竜骸の設定は少年漫画みたいなんだけどなぁ。

  • (1)~(12)。完。

  • 原作漫画のほうも噂にたがわぬ鬱漫画だった。
    エヴァンゲリオンやデビルマン、あるいは最終兵器彼女などにも負けないレベルで、
    世紀末、終末、セカイ系だった。

    無駄に元気で少年漫画の主役っぽい女の子が、
    このダークな世界に侵されていく過程も見もので、
    世界はまったく根拠もなく彼女を選んだ、という理不尽さが現れている。

    また、人は増えすぎたんだ、だから……、という、かつて夢想したことのある感情だが、
    これが実現したら? という設定を考え出す能力がすごい。
    セカイ系というのは、世界の存続にかかわってくる世界観にするためのギミックにリアルさがあることが、ひとつの要件なのだとわかった。

    個人的な感想だが、鬼頭莫宏さんの絵に動きを感じることは少ない。
    それよりも、呆然と少年少女が立ち尽くして、こっちを見つめている、という描写を思い出す。
    それが突き刺さって胸が痛い。

  • 全12巻 中学生当時の私にとってはセックス、同性愛、暴力、グロ描写はかなり衝撃的だった。やるせなさ、理不尽がこもった作品だと思う

  • 「なるたる」4巻ほどまで読んだ感想です。(ネタバレ無し)
    絵柄や配置はシンプルにまとめられていて、視覚での表現ではエグさはあまり感じられなかった。
    個人的に等身が高く、すらっとした独特な人物の描き方は好み。
    しかし、視覚的なエグさのある作品より読んだ後心に来る。ふと内容を思い出し、ズシンと来る感じで。 作者は人間の残酷さ、特に少年少女の残酷さをどの作品よりも台詞や動きで良く表現できているからだと感じた。何故かそこが気持ち悪いほどリアルなのに、目を背けられない。

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著者プロフィール

1966年、愛知県出身。名古屋工業大学在学中の87年に、『残暑』で小学館新人コミック大賞に入選。95年、アフタヌーン秋の四季賞に準入選。同作を第1話として『ヴァンデミエールの翼』を連載。その後、『なるたる』『ぼくらの』『のりりん』『なにかもちがってますか』など代表作多数。


「2021年 『ヨリシロトランク(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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