- Amazon.co.jp ・マンガ (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063142341
感想・レビュー・書評
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2014年1月20日
<The Son of The Dawn>
装丁/住吉昭人(fake graphics)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ミャンマーの民族紛争、麻薬、マフィア、アメリカ絡みの
謀略と、樹なつみらしい骨太なストーリー。
でも一巻完結ではちょっと駆け足過ぎたかも。
もうちょっとじっくり進めたらもっと面白かったのでは
と思うと残念。 -
<あらすじ>
ジャーナリストの是枝と娘の草乃実(そのみ)は、同じくジャーナリストでタイで10年前に行方不明になった兄とその息子柊成(しゅうせい)を探すため、ミャンマー入りする。
二人はミャンマーの奥深いカラトラ村で「シャン・パー・ルー(暁の息子)」と呼ばれ、カラトラ族として村の掟に従って生きる柊成を発見する。
なんとか日本に連れ帰ろうとする二人だったが、柊成はカラトラの掟に縛られていた…
<感想>
青年誌レーベルだけど、内容はいつもの樹節。
相変わらず男の人はかっこいいんだけど、メインヒロインとなるべき草乃実がギャルでちっとも魅力がない。
樹さんの頭の中にある女子高生ってあのタイプしかいないんか!?と思うぐらいのワンパターンさ。
10歳まで生きた日本に帰りたいけど、命を助けられたカラトラ族の一員となり、その掟に縛られているシャン(柊成)。
さらに、長老から彼に「村に来た日本人達を殺せ」という命令がくだり、彼は決断を迫られる。
おぼろげながら日本で草乃実と過ごした楽しい記憶もあり、シャンは苦悩する…。
苦悩する男はかっこいい。
ラストが続編を思わせるような、旅立ちを示唆するようなところで終わっているので
花咲ける〜」や「八雲立つ」のように初めの一話−ブランク−長期連載 という手段なのかと思ったらそうでもなかったらしい。
なかなか面白かったので続編を期待しているのですが、出ませんねえ。 -
樹なつみを久しぶりに読んだ。話としては面白かったけれど、も少し裏設定をしっかり固めてほしかった。樹作品によく出てくる、パッパラパーの女子高生キャラ、この物語では重要な役どころになっているけれど、他作品では“ここでこのキャラを出す必要があるのか?”と思うものも少なくなく、それが嫌いで読まなくなったことを思い出した。続きはあるのかな?(2008-08-15L)
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「はてなダイアリー」に、樹なつみの作品の感想を書いて出来たリンクから、樹なつみの説明のページを見に行って、この本がでているということを知る。
青年誌で、こんなの描いてたんだ。知りませんでした。
ストーリーは、「八雲立つ」の海外版みたいな感じかな。ちょっと違うか。あれほど明確に精霊の存在を感じられるような感じではないです。
部族の夜明けをもたらすまで、すごく長い話のようです。
そういえば、「八雲立つ」のときも、最初の1巻目は、巻数はいっていませんでしたので、これも、続きが描かれる可能性はありますねぇ。
「獣王星」みたいに、途中で間があいちゃうとちょっと辛いので、続きは、一気に描いて欲しいです。
さて、描かれることはあるのでしょうか? -
1巻完結。
樹なつみ先生の漫画は、概ね実家にあります。
「八雲立つ」「OZ」「花咲ける青少年」
「デーモン聖典」「朱鷺色三角」他 -
世界には、こんなところがあるんだろうな〜〜と思ったりする。
なんだかせつないお話だよ><
全1冊 (1) -
樹先生の少年漫画です。