暁の息子 (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 303
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063142341

感想・レビュー・書評

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  • 2014年1月20日

    <The Son of The Dawn>
      
    装丁/住吉昭人(fake graphics)

  • 今更ですが、地味に私的樹なつみ祭開催中(笑)花とゆめは読んでいたけどLaLaは読んでいなかったので樹さんとの出会いは遅かったように思います。それでもこの作品は比較的新しいですね。初版2000年。ちょうど読書から離れていた時期に刊行されていました。ありがちなエピソードですが、それでも樹さんの描く世界に、キャラクターの魅力にぐいぐい引き込まれます。ラスト・・・余韻を残した終わり方、あれで良かったんだな~と思います。

  • 妻と弟の不貞を疑い、幼い息子シュウを連れて外国の奥地に行ったまま行方不明になった叔父。自分の子分格だったシュウちゃんの消息を聞き、父に無理矢理ついてきたコノミ。しかし、彼は先住民の村で戦士になっていて、婚約者もいたが...。
    ジャングルの奥地での過酷な運命と掟の中で必死に生きのびた少年がやっと認められた頃になって、迎えが来たり、共に育った者と闘わなければならない、コノミがいることで日本の現実との深い断絶を感じる作品。

    同じ地球上なのに、まるで異世界のように差異を感じる、そこがうまく描かれていて、一冊だけれどスペクタクルな壮大さ。シュウちゃんの涙がまた切ない。

  • ミャンマーの民族紛争、麻薬、マフィア、アメリカ絡みの
    謀略と、樹なつみらしい骨太なストーリー。
    でも一巻完結ではちょっと駆け足過ぎたかも。
    もうちょっとじっくり進めたらもっと面白かったのでは
    と思うと残念。

  • <あらすじ>
    ジャーナリストの是枝と娘の草乃実(そのみ)は、同じくジャーナリストでタイで10年前に行方不明になった兄とその息子柊成(しゅうせい)を探すため、ミャンマー入りする。
    二人はミャンマーの奥深いカラトラ村で「シャン・パー・ルー(暁の息子)」と呼ばれ、カラトラ族として村の掟に従って生きる柊成を発見する。
    なんとか日本に連れ帰ろうとする二人だったが、柊成はカラトラの掟に縛られていた…

    <感想>
    青年誌レーベルだけど、内容はいつもの樹節。
    相変わらず男の人はかっこいいんだけど、メインヒロインとなるべき草乃実がギャルでちっとも魅力がない。
    樹さんの頭の中にある女子高生ってあのタイプしかいないんか!?と思うぐらいのワンパターンさ。

    10歳まで生きた日本に帰りたいけど、命を助けられたカラトラ族の一員となり、その掟に縛られているシャン(柊成)。
    さらに、長老から彼に「村に来た日本人達を殺せ」という命令がくだり、彼は決断を迫られる。
    おぼろげながら日本で草乃実と過ごした楽しい記憶もあり、シャンは苦悩する…。
    苦悩する男はかっこいい。

    ラストが続編を思わせるような、旅立ちを示唆するようなところで終わっているので
    花咲ける〜」や「八雲立つ」のように初めの一話−ブランク−長期連載 という手段なのかと思ったらそうでもなかったらしい。
    なかなか面白かったので続編を期待しているのですが、出ませんねえ。

  • 樹なつみを久しぶりに読んだ。話としては面白かったけれど、も少し裏設定をしっかり固めてほしかった。樹作品によく出てくる、パッパラパーの女子高生キャラ、この物語では重要な役どころになっているけれど、他作品では“ここでこのキャラを出す必要があるのか?”と思うものも少なくなく、それが嫌いで読まなくなったことを思い出した。続きはあるのかな?(2008-08-15L)

  • 「はてなダイアリー」に、樹なつみの作品の感想を書いて出来たリンクから、樹なつみの説明のページを見に行って、この本がでているということを知る。
    青年誌で、こんなの描いてたんだ。知りませんでした。

    ストーリーは、「八雲立つ」の海外版みたいな感じかな。ちょっと違うか。あれほど明確に精霊の存在を感じられるような感じではないです。

    部族の夜明けをもたらすまで、すごく長い話のようです。
    そういえば、「八雲立つ」のときも、最初の1巻目は、巻数はいっていませんでしたので、これも、続きが描かれる可能性はありますねぇ。

    「獣王星」みたいに、途中で間があいちゃうとちょっと辛いので、続きは、一気に描いて欲しいです。
    さて、描かれることはあるのでしょうか?

  • 1巻完結。
    樹なつみ先生の漫画は、概ね実家にあります。
    「八雲立つ」「OZ」「花咲ける青少年」
    「デーモン聖典」「朱鷺色三角」他

  • 世界には、こんなところがあるんだろうな〜〜と思ったりする。
    なんだかせつないお話だよ><

    全1冊 (1)

  • 樹先生の少年漫画です。

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