なるたる(7) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063142662

感想・レビュー・書評

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  • シイナの万朶入学は良いな。勉強やればできるというのもおいしいし、お嬢様学校というギャップも良い。

    須藤の思想がどうにも中二的でしんどい。強制サバイバル状況にしたとして、生き残るのはサバイバル能力がある奴ってことでしかないと思うんだけど。そういう奴らによってどういう社会が作られるかどうかまで、ちゃんと想定しているのかな。直後に高野が「どうやって人を評価するんだ」ってツッコミ入れてたじゃん。
    いやもちろん、世の中いらない人間が多いぜってのは誰でも考えることではあるけど、強制サバイバルは選別手法として雑すぎるし、いらない人間を淘汰するために既存の社会システムを壊すのはリスクが高い気がするが。それならデスノートの夜神月のほうがまだ成功しそうな気がする。
    小森は作中でもあえて中二って感じ描かれていた気がするが、須藤のほうはけっこうマジな感じがするしなあ…。

  • 中学生編スタート。髪型がガラッと変わっていて最初に表紙を見た時は新キャラかと思った。アマポーラとハイヌウェレのリンク者が判明し、須藤は臨時軍用気球研究会とのコネクションを得る。どんどん関係が繋がっていく

  • 整理ついでに久々に発掘したので登録。

  • 万朶入学前の短編が意外と面白い。
    つかシイナも普通に賢いんだな、やっぱ。

  • 現在の日本の設定をちょこっと変えたないでのSF
    ありえないけど、ちょっと間違えば現実にあってもいい感じに
    表現されていて、のめりこませる。けっこうグロテスクだったり、
    人間の汚さを綺麗に描けていると思う。
    現代SF好きにはたまらない1作

  • 表紙に騙されるなよ!

  • 昔から親殺しは他の殺しとは区別されていますよね 特に為政者がそれを嫌ってきたのはどうしてだと思います?

    親を権力者に見立てているからでしょう 弑するって言葉があるくらいだから

    もう一つ
    未来を否定しているから ですよ

    (第31話 そして,虚言)

  • 残酷なんだ。

    ラストもきついんだ。

    そんな漫画が大好きなんだ。

    (2007年 地道に古本屋で探している途中に再販。小躍りする)

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著者プロフィール

1966年、愛知県出身。名古屋工業大学在学中の87年に、『残暑』で小学館新人コミック大賞に入選。95年、アフタヌーン秋の四季賞に準入選。同作を第1話として『ヴァンデミエールの翼』を連載。その後、『なるたる』『ぼくらの』『のりりん』『なにかもちがってますか』など代表作多数。


「2021年 『ヨリシロトランク(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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