- Amazon.co.jp ・マンガ (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063143126
感想・レビュー・書評
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裝幀/住吉昭人(フェイク・グラフィックス)、泉栄一郎(フェイク・グラフィックス)
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ぬいとギンコの話がよかった。残った眼が失われていく描写が怖い。どの話も読んだ後ぼーっと心の中に残る感じ。
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収録
・錆の鳴く声
・海境(うみさか)より
・重い実
・硯に棲む白
・眇(すがめ)の魚 -
ギンコの名前の由来と、哀しい過去を知った。「ぬい」は忘れがたい女性だ。この巻は、様々な葛藤を経て、生きることを選択する人たちが多くて、読んでいて一番心地よい巻だった。
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一話、一話、大切に読もうと思ってたのに、「硯に棲む白」を読んでからが一気に加速がついてしまった・・・。「眇の魚」も好きだけど「海境より」も良かったなぁ~。
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夜中にたまたま見たアニメから入りました。
そしてその世界観に惹かれ原作も購入。
独特の雰囲気を損なわずに(むしろ昇華かもしれない)
制作されていたアニメスタッフにあらためて感謝しました。
各話ストーリーの構成ですが、1つ1つの話に人間模様・蟲の在り方
があって飽きさせません。
漫画全体としては自然との共存を考えさせてくれます。
漫画もアニメ版もどちらも大好きです。
例えるならば繊細で日本画のような作品です。 -
3巻では「眇の魚」が一番好き。ぬいの秘めた感情がせつない。
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ギンコの過去を描いた「眇の魚」が印象深かったのはもちろんですが、「思い実」は短編でこれだけ重いテーマを描いているのがすごい。
ひとつの命で多くの命を救える実。それを使うことが正しいのか、重く切ない話ですがラストは感動しました。 -
「錆の鳴く聲」が好き。「海境より」は何だかラストが切なかった。
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錆の鳴く聲(さびのなくこえ)
海境より(うなさかより)
重い実(おもいみ)
硯に棲む白(すずりにすむしろ)
眇の魚(すがめのうお)