なるたる(11) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 401
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063143218

感想・レビュー・書評

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  • 涅見子がシェオルを掌握し、いよいよ人類全体に核攻撃を仕掛け始める須藤たち黒の子供会。前巻ではホシ丸のリンク者が鶴丸であることが発覚し、今巻ではシイナの竜の子が判明する。すれ違っただけなんだケド一瞬チョーさん(眼鏡のおかっぱ)がヤクザの家の子なのかと勘ぐってしまった。54話の「呵責」が好き

  • 核攻撃とはたまげたなあ

  • 整理ついでに久々に発掘したので登録。

  • シイナが女になったりクリさんがシェオルを掌握したり世界中に核爆弾が投下されたりと、急展開でとんでもねぇ話になってくる。
    豚食いの始末の仕方はカッコイイな。

  • 現在の日本の設定をちょこっと変えたないでのSF
    ありえないけど、ちょっと間違えば現実にあってもいい感じに
    表現されていて、のめりこませる。けっこうグロテスクだったり、
    人間の汚さを綺麗に描けていると思う。
    現代SF好きにはたまらない1作

  • 前巻の衝撃のヒキから。そして彼…

  • 自分達のことは自分達でやるのが 本当かなとも思うし

    (第55話 捜す人,捜される人)

  • ここからが『なるたる』の伏線回収といっても過言ではないような超展開が繰り広げられます。ぶっちゃけ最初は絶対ついて来られないので、「何?」とか思っても不思議じゃありません。
    ですが今回はいよいよ物語の核心に迫ります。

    で、もって以下は例によって鬼頭氏20年計画について。

    <超ネタバレ注意。10巻読み終わって11巻読んでない人は飛ばして下さい>

    この作品、5巻あたりから伏線がさりげなく回収され始めてるんですけど、一回読んだだけじゃ絶対に理解できないので、友人から借りて読んでいたりしたら魅力がわからないのも当然かと。どうか「つまらん」とかいわずに、買って5周くらい読んでください。じゃなきゃ『なるたる』の伏線の巧妙さに気づかずに終わります。
    さて、前置きはこの辺で本題。まああっさり生き返ってしまったわけですが、ぶっちゃけ最初読んだときは「は!?何でいきなり!?」と思いました。あとあと思い返してみれば確かにそうもなります。つまり私は最初読んだとき、伏線が頭に入っていなかっただけなのだと。2回目読んで気づかされました。
    で、そのあとようやく気づいたのですが、たぶんその原因って「頭が見つからなかった」っていう発言からっぽいかなあと。
    これは『ぼくらの』7巻を読み直してから気づいたことなんだけど、どうやら植物はいろんなところに魂があるようだけど、人間は一箇所にしかなさそうなんですよね。で、たぶんその一箇所ってきっと頭のことなんですよ。つまり、竜骸の力を使えば脳が生きているうちは復活できる(これは小森君の例でも分かりそう)んじゃないかなと思ってます。
    でもまあ、これがちゃんとわかるのは12巻読んでからなんですけれども。要するに何回も読みましょう、ということですね。

    <妄想終了>

    巻数が増すごとにどんどん鬱な方向へ向かっていく本作。さすが鬼頭氏!

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著者プロフィール

1966年、愛知県出身。名古屋工業大学在学中の87年に、『残暑』で小学館新人コミック大賞に入選。95年、アフタヌーン秋の四季賞に準入選。同作を第1話として『ヴァンデミエールの翼』を連載。その後、『なるたる』『ぼくらの』『のりりん』『なにかもちがってますか』など代表作多数。


「2021年 『ヨリシロトランク(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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