蟲師(10) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063145373

感想・レビュー・書評

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  • 何という打ち切り感。

  • “「無理に動かない ほうがいい かなりの 疲弊のようだ
    蟲師のギンコ と申します この山を 通り抜ける由 ごあいさつを
    それは 滋養の薬 です ヌシ殿にも おそらく 効くものかと
    ――あんたは 一体 何故 ここでヌシを やっている……?
    ヒトが ヌシに選ばれた という話は 古い記録でしか 知らない
    それも皆 長くは生きて いない あんたも…… ずいぶんと衰弱 しているようだが」
    『去ね』
    『――あまり 深入りすべき じゃないか……』”

    ギンコの旅を見れるのがもう終わりかと思うとすごく悲しい。
    でも、ギンコはきっとどこかで今も旅を続けている。
    蟲師として、気が向くままに人を助け蟲を助け。
    そんな彼の旅路と彼に関わった人々の今後が、温かい陽の光で照らされることを、願う。

    「光の緒」
    「常の樹」
    「香る闇」
    少し、こわい。終わらない日々。
    「鈴の雫(前編・後編)」
    ヌシに選ばれた少女の行く末。

    “「じゃあな」
    「もう 行くのかい」
    「ひとまわり してからな きっと もう 大丈夫だろうが また 何かあったら 呼んでくれ」
    ――山と 命と 理の間に流れる “約束”の中に――

    「……さて 行くかね」”

  • 時々かなり恐怖なことになったりしますが
    不思議な世界観がいいですね!!!
    何故ギンコだけ洋装!?笑

  • とうとう最終巻…ちょっと寂しいなー。
    最後はヒトのヌシの話でした。

  • 最終巻は、せつなかったなぁ。

  • 最終話も終わりではなくて、このままギンコの旅が続いていく感じ。
    世界観に合った最終巻だと思います。
    同じ時間をぐるぐるする話は怖かった…

  • 初期の頃にあった薄らと苦い毒が消えて残念。

  • 降幕さみしいです
    でもだらだらいくより
    これくらいで終わっとくのが一番いいのかな
    とも思います
    H20.11.28読了

  • 最終巻かー……。
    しょんぼりしつつ、でも終わったというよりはギンコの旅はまだ続くけど、読者が追えるのはここまでですよというかんじなのではぁはぁしようとおもいます(……

    やっぱ好きだなー。
    今度最初から読み直してみます。

  • いつかは終わる。と、わかっていたものの・・・。さみしい。
    最後の最後まで、素敵なお話たちをどうも有難うございました。

著者プロフィール

アフタヌーン四季賞1998年冬のコンテストにて四季大賞を受賞した短編を連作化した『蟲師』でデビュー。同作は第30回講談社漫画賞一般部門を受賞した。他に『フィラメント ~漆原友紀作品集~』『水域』がある。「アフタヌーン」2018年6月号より『猫が西向きゃ』連載開始。


「2021年 『猫が西向きゃ(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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