- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063148596
作品紹介・あらすじ
人間の父とファンガイアの母を持つ紅渡。彼の中では二つの種が激しくぶつかり合う。渡のたどる運命は、しだいに渡の父・紅音也と複雑に交錯してゆく。父と息子、音也と渡がすべてをかけてまで最後に守ろうとしたものとは!?-。
感想・レビュー・書評
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TV版は長尺なだけにまどろっこしい所もありましたが、この小説版はそれを一冊にまとめているだけあって分かりやすかった。勿論TV版と違う所もあるがTV版が苦手だった人はこちらで復習するとちょっと見方が変わるかも知れません。
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【由来】
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【期待したもの】
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※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。
【要約】
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【ノート】
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【目次】
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『仮面ライダーキバ』を1冊で上手くまとめた作品だと思います。
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オリジナル要素多めです。
本放送時にはただの変な奴になってしまっていた名護さんがファンガイア
なら問答無用で殺す、本来の設定通りの冷徹な神の体現者となっていたり、
紅音也がただの三枚目ではなく、とんでもない天才バイオリニストであるという
しっかりした描写があったり、本放送ではコミカルに描かれていた次狼が
悲しい過去から本気で種族の再復興を目指していたり、こっちが本道でも
いいかもと思えるくらいリアリティのある、真剣な内容になっていました。
本編では説明のなかった、麻生ゆりの夫(麻生恵の父)についても、話が
それとなく出ていて、ちゃんと未回収の伏線も回収してくれています。
一冊でまとめるため、本放送時とは異なる終わり方となっているので、
オリジナルのキャラクターが一部出てこないのがやはり残念。
その分、一体一体に対するスポットの当て方は強いのですが、キバットや
ガルル以外のアームズモンスター、キャッスルドラン、タツロット、太牙、
キング、ビショップと、主要キャラがほとんど出てこないです。
キバもフォームチェンジしません。
ただ、その分、登場しているキャラへの書き込みが深いので、小説版でも
変わらず昼ドラな内容ではありましたが、大変満足できる作品でした。 -
TV版の設定や登場人物をかなり絞ったシンプルな物語になってます。静香ちゃんがすごくヒロインで、深央ちゃんのエピソードは後半にふわっと触れる程度…。小説版おすすめポイントは次狼のかっこよさ。でもTV版のごちゃごちゃした感じが好きな自分にはちょっとあっさりしすぎていて物足りなかったな。
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面白い。
TV版より静香ちゃんがヒロインしてる。これを読んだら静香ちゃんを好きになる。
渡の苦悩や葛藤もちゃんと描かれている。好きな子に対してファンガイアとしての本能が出てきて苦しむシーンは吸血鬼ものの醍醐味だしよかった。
次狼もかっこいい。キャラクター文庫がどの程度の年代を狙っているのか不明だが、朝8時では映せなかったであろうシーンもある笑。この本で一番かっこいい男性キャラは間違いなく次狼。
753教徒としては、この名護さんはとても新鮮だった。TV版よりも清廉潔白で、表には出さないけどさらに正義厨だと思う。TV版がかっこいい、なら小説版は「美しい」。しかも僕っ子。この美しい名護さんがああなったりこうなったりするのはかなりドキドキした。
そしてイクサ至上主義者としては、イクサが量産されるという設定だけでときめける。一体ください。
とはいえ太牙様はじめTV版の主要キャラが出ておらずちょっとさみしいので★-1 -
テーマと登場人物を絞り、すっきりと仕上がった綺麗なキバ。ファンの中にはコレジャナイ感を味わう人がほとんどか?
個人的にはこんなキバがあっても良かったのかな、と。好きです。 -
静香ちゃん補完計画。
おもしろかったけど、私が好きだったキャラクターはあんまり登場しなくて残念。
キングさんやらビショップさんはどこへ。
でも次狼がたくさん出てきたからいいかな。 -
良いifだと思う。
深央が薄くなった分、静香がちゃんとヒロインしていて
本編と同じシーンも違う目線で見直せたのが良かった。
名護さんは本編の方が好きだけど、この物語としては
このくらいの立ち位置で良いのかな。
(本編より名護父に同情の余地がなかったのが残念) -
再構築用キバ。