ちはやふる (2) (Be・Loveコミックス)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063192452

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  •  小学生編ラスト。そして、高校生編=本編へ。

     女1人、男2人の夫々は小学卒業と共に、各々の道を歩き出し別れ別れに。「かるたをしていればまた会えるよ」というのが、あからさまなフラグではあるが、3人の中でただ1人だけかるたへの情熱を持ち続けた少女千早が、「無駄美人」となって、2人と再会していく

     小学卒業時点の別れのシーンは、少年時代のまっすぐさをストレートに表し、心洗われる。

  • 旅費3万円を貸す千歳は、なんだかんだでいい姉です。
    新をかるた界へ戻すのは、大変なことになりそうです。

  • 大人気の競技かるた漫画。手に取ってみると、想像以上に面白かった。
    まず、少女漫画にありがちな恋愛要素があまりなく、テンポが良い。
    主人公・千早とイケメンの幼馴染・太一、かるたの永世名人を祖父に持つ新の成長物語なわけであるが、まず心理描写が巧みである。祖父の介護で福井に帰らざるをえず、事情があってかるたを続けられない新の気持ちが痛いくらいに分かる。
    次第に団結する瑞沢高校かるた部。そして、5巻にライバルとなるクイーン・若宮詩暢が登場して話が一気に面白くなる。詩暢は美人でかるたが強いのに、私服のセンスがダサイのが面白い。アイスを食べすぎて激太りする等の予想できない展開もあり、目が離せない。
    容姿端麗・頭脳明晰でありながら、かるたの努力が中々結果に出ず、千早への想いと新への嫉妬を抱える太一の苦しみもよく分かる。一人一人の登場人物の葛藤の描写が本当に上手いのだ。
    この漫画の欠点はほとんどないが、強いて言えば、千早が美人すぎるという設定がマイナス要素。周りのキャラクターとの容姿に差がありすぎて逆に興ざめしてしまう。「千早が美人なのは分かったから…」と思ってしまう。
    それを除けば、最高に面白い漫画と思う。

  • 1巻に引き続き2巻読了です。

    小学校から高校へ。「もっと一緒にかるたやりたかった」という思いを抱えたまま別れ、高校で偶然にも再び千早と太一が出会い、新にもまた再会する……。

    いやぁ、小学生の頃にこんだけ自分のやりたいこと見つけられて、友達が出来るって、本当にいいですね。いいことだ。「かるたやっていればまた会える」くらいにいえるほど打ち込めるものがあるってのは本当に幸せかもしれません。そうして再び結んだ縁というものがあるんでしょう。そういう憶念する想いの深さに感動を覚えます。

  • 新、太一とともに挑んだ小学校最後の団体戦。
    それぞれの道が待つ、春のせつなさを知った卒業式。抱えきれない想いを胸に、千早は高校生になった。
    離れていても、私たち三人のかるたに対する情熱は変わらない。そう信じていた千早だったが、昇級を報告しようとかけた電話で、新から思いがけない言葉を聞く―――。
    私たちはかるたでつながっている――。千早たちの切なる想いがきらめく第2巻!!

  • 小学校卒業とともに離れ離れになった3人。

    かるたが再び3人をつなぎ合わせてくれることを願う。

    千早ちゃん、べっぴんさんに育ったな~

  • 2016.1.27読み終わり

  • 小学生編が終わり高校生編に突入しました。
    千早も太一もすっかり美男美女に成長していて、とっても目の保養になりますね、
    そんな中、新はすっかりと変わり果て、百人一首から足を洗ってしまっていました。
    ですが千早と再開し、百人一首をやっていた頃の思いを取り戻し、復活してくれたことが何よりも嬉しいです。

  • 2巻目で高校に突入したのには少々びっくり。

  • 大会の敗退から卒業式を経て高校1年生。
    新との再会&大江さん登場。

    卒業式後、普段あまり顔に出ない新が涙を流して気持ちを吐露するところでうるっときた。

    「かるたをやっていれば会える」

    希望のような呪縛のような精一杯の約束。
    年月が経っても千早がかるたを真っ直ぐな気持ちで打ち込んでいることは嬉しい。
    太一も揃った。

    捻れながらよじれながらも、かるたという一本の線で繋がっていく3人が嬉しい。
    新、かるたしよっ!大江さんの百人一首解説、勉強になります。

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著者プロフィール

1992年「太陽のロマンス」で第14回なかよし新人まんが賞佳作を受賞、同作品が「なかよし増刊」(講談社)に掲載されデビュー。07年から「BE・LOVE」(講談社)で「ちはやふる」の連載を開始。09年同作で第2回マンガ大賞2009を受賞するとともに「このマンガがすごい!2010」(宝島社)オンナ編で第1位となる。11年「ちはやふる」で第35回講談社漫画賞少女部門を受賞。

「2022年 『ちはやふる(50)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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