ちはやふる(5) (BE LOVE KC)

著者 :
  • 講談社
4.34
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感想 : 178
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063192667

作品紹介・あらすじ

全国大会団体戦、決勝トーナメント。
各ブロック予選を勝ち上がった強豪8校がぶつかりあう
負けたら終わりの勝ち抜き戦。
そこには、千早たちが目に焼き付けた
クイーン位挑戦者決定戦の舞台を知る逢坂恵夢の姿も――。
“クイーン候補”率いる注目校の猛攻に、瑞沢高校かるた部は!?


初めての全国大会団体戦で、まさかの途中棄権に涙を飲んだ千早。悔しさを抱えつつも、仲間たちの声援に支えられ個人戦へと挑む。いよいよ始まる、トップレベルの選手たちの戦い。まだ見ぬ強さに胸を高鳴らせる千早のまえに、彼女は現れた。史上最年少クイーンーー若宮詩暢。ライバルなき世界を知るのは、彼女ただ一人。

感想・レビュー・書評

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  • クイーン戦、動画で見てみたけど、怖いなぁ。あれ。めっちゃ速いもん。みてる方も心臓バックバクよ~。(´;ω;`;;)

  •  現在出版されている5巻までを一気に読んだ。

     扱っている競技が百人一首であるということをのぞけば、案外オーソドックスなスポーツものである。まあ、ここに「スポーツもの」と書くあたりが特色といえば特色である。僕自身は、「競技百人一首」がそういうものであることをたまたま知っているので、それほど意外でも新鮮でもなく、純粋に競技として「スポーツドラマ」として楽しめた。

     あんまり取り柄のない主人公が、何らかのことに挑戦すると天才的な能力を発揮して、という話は良くある。この作品の主人公に関して言えば、実はすごい美人なわけで(姉の陰に隠れてはいるけど)、前向きで真のしっかりした性格と合わせ、むしろ超人系である。これも、最初に感じたイメージとはずいぶん違っていた。小学生時代の話は、かなり「何も出来ない私でも」という気分があったような気がするんだけど、高校になるとすっかり雰囲気が異なってしまっている。
     
     だからむしろ、超人でも天才でもない、主人公の周りにいる人たちのほうがドラマとして気になる。それこそ、なんの取り柄もないと思っていた高校生達が、主人公に引きずられるようにして努力を重ね、様々に悩んだり(嫉妬したり自己嫌悪に陥ったり)しながら、初勝利をあげたりするあたりは、さらりと書いてあるけど、読んでいて感動した。

     それにしても、カルタ部面々の成長はすごいね。こんなにあっという間に全国大会に行けていいのかなと思う。競技カルタというもののおもしろさは十分に味あわせてくれるんだけど、そんなにどんどん上っていけるとしたら、やっぱりみんな超人系なのかもしれない、なんて思ってしまう。

    2009/6/28

  • ダサカワ

  • 2023/3/12
    さっくりとチーム戦は終わったな。
    個人戦はしのぶちゃんつよし。
    特訓パートの始まり。
    真島に少女漫画を感じるな。
    12:04

  • 「身体一つで男女一緒に戦えるのは文化だからです」

  • まあ女子は10代が強いよね‼️

  • 心に残るシーンがたくさんの5巻
    瑞沢かるた部みんなの成長のお話
    そして千早と太一の夢のお話

    「この子から取る 最初の一枚が
    一月のこの席につながっている
    この一枚が いつかの クイーンにつながっている」

    「ああ 今日だ
    いまやっと 千早の夢が 本物の夢に
    原田先生 おれにもできるかな 
    負けながら泣きながら 前に進むことが
    新に 向かっていくことが」

    「悔しい 悔しいよな 準優勝が一番悔しい」
    「泣くな おれはまだ 泣いていいほど懸けていない
    ”悔しい”だけでいい」

    「みんなにかるた部は運動部みたいって言われましたけど
    私にとっては文化部です
    身体一つで男女一緒に戦えるのは文化だからです」
    「『かるたなんて』って言って通り過ぎなくてよかった
    変わっていけるきっと
    身体だけじゃなくて 心だけじゃなくて」

  • 夢への第一歩
    この人相手に
    勝つ
    一度だけではなく
    番勝負で
    勝ち越す
    まぐれではなく
    力で上回らなければ勝てない
    全くとれないわけではない
    今日取った一枚一枚が
    その夢に繋がっている
    ただ速度をどんどんとあげるのではなく
    記録に挑戦するのではなく、
    相手よりも早ければ自分のものにできる
    ほんの少しだけ先に
    真っ直ぐ
    迷わずに
    真っ直ぐ
    自分の夢に繋がっている
    一枚の札に

  • 蔵書整理で手放すので、再び出会い読む日もあるか

  • 「悔しい」は美しい

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著者プロフィール

1992年「太陽のロマンス」で第14回なかよし新人まんが賞佳作を受賞、同作品が「なかよし増刊」(講談社)に掲載されデビュー。07年から「BE・LOVE」(講談社)で「ちはやふる」の連載を開始。09年同作で第2回マンガ大賞2009を受賞するとともに「このマンガがすごい!2010」(宝島社)オンナ編で第1位となる。11年「ちはやふる」で第35回講談社漫画賞少女部門を受賞。

「2022年 『ちはやふる(50)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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