ちはやふる (7) (BE LOVE KC)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 170
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063192766

作品紹介・あらすじ

全国大会団体戦、決勝トーナメント。
各ブロック予選を勝ち上がった強豪8校がぶつかりあう
負けたら終わりの勝ち抜き戦。
そこには、千早たちが目に焼き付けた
クイーン位挑戦者決定戦の舞台を知る逢坂恵夢の姿も――。
“クイーン候補”率いる注目校の猛攻に、瑞沢高校かるた部は!?


間近に迫った名人位・クイーン位挑戦者決定戦予選。それは、最高クラスのA級選手しか出場できない特別な場所。千早と新に追いつきたい――焦る気持ちを胸に、A級昇級をかけた大会に一人挑む太一は、そこで新と出会う。太一の応援にかけつけた千早。再び巡り合った三人の思いは!?思い強まり、夢走り出す巡り合い。かるたで響きあった3人の絆が再び――!!

感想・レビュー・書評

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  • 名人戦、クイーン戦ってかっこいい。代表を決めるの漫画、絵を通してもよく分かるなあ。(-。-;ジワ(汗)

  • [心にふれた一文]
    やりたいことを思いっきりやるためにはやりたくないことも思いっきりやんなきゃいけないんだ。

    [心にふれた理由]
    競技で成績を出したい!!と思っていた時に読んで我に返った言葉です。走ることが苦手でできれば走るトレーニングを避けていた私ですが、この言葉を読んでやりたくなかったラントレーニングを一生懸命しました。おかげで下半身が安定し、今までうまくいかなかったショットも打てるようになりました。やりたくないことを頑張ることでやりたいことの幅が広がることを実感しました。

    ▼配架・貸出状況
    https://opac.nittai.ac.jp/carinopaclink.htm?OAL=SB00530610

  • こぬ人を まつほの浦の 夕なぎに
    焼くやもしほの 身もこがれつつ

    ーーまてども来ない人を待つ私は
    松帆の浦の夕凪時に焼く藻塩のように身もこがれるほど恋い慕い続けているーー
    (権中納言定家 百人一首97番)

    新が帰ってくる!
    競技かるたの舞台に帰ってくる!

    赤点続きで退部の危機にさらされていたキャプテン千早に、勉が「駒野先生」になってくれた。

    だが、いても立ってもいられない千早は抜け出して新の出場する大会に向かってしまう。

    奏に連れ戻された千早は勉に詫びる。そして大事なことに気がつく。

    「やりたいことを思いっきりやるためには、やりたくないことも思いっきりやんなきゃいけないんだ」

    なんとか赤点ナシで試験をクリアし、難局を切り抜けた千早。
    チームメイトたちに頭をクシャクシャにされて祝福されながら、心の底から実感する。

    「私、かるたが好きだ。好きだ」

    心機一転臨んだ大会の初戦の相手は立川犁理華。

    「小6のスピードスター」はかつての自分自身でもあった。

    躓いても、転んでも、何度でも立ち上がる。
    仲間のために。大好きなかるたのために。

  • 7巻では、何かを強く目指す人の”努力”が描かれている。
    やりたいこと/やるべきこと/やれることを、
    バランスよく行う視点は就活で最初に意識したこと。

    ついついやりたいことばかり膨らんで、
    身の丈に合わないと気づくことが多く、未だに胸が痛い。

    ”こぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くやもしほの 身もこがれつつ”

  • 赤点

  • 2023/3/13
    新との再会。
    いろいろ大会と会があってよく分からんけど、前クイーンと勝負。ちっちゃい天才もいる。感じの良さだけではなくていろんな武器。
    名人登場。

  • 「莉理華ちゃんだってきっと最初は誰かに言ってもらったんだ
    "才能がある"
    宝物にしてきたんだ
    簡単に触れないで」

  • 女子は引退も早い傾向があるよなぁ

  • 吉野会大会と東日本予選。
    「新が帰ってきた」
    太一は調子を崩して敗退。太一って、なんだかんだで「ちはやふる」のなかで一番人間くさいところあるとおもうんですよね。嫉妬と、憧れと、悔しさと、焦りと嬉しさと。新と千早の間に入りたいという気持ちと。色々な思いが沸き上がってきていることが伝わってきた。
    「先生 おれは A級になるより
    逃げないやつになりたい……」
    これも太一がずっと抱えていた、この先も抱え続ける思いなんだろうな。

    「なんだっていい
    なにかを大好きになってほしい 自分を大好きになってほしい」
    これは漫画を通した末次先生からのメッセージなのかもしれないと思った。

    名言だらけのちはやふるの中でも、ずっしり来たもののひとつ。
    「やりたいことを思いっきりやるためには
    やりたくないことも思いっきりやんなきゃいけないんだ」
    駒野先生…! 千早とはまた違う立場で、太一に一番身近な存在の一人として理解してきたからこそ出てくるセリフ。泣く。

  • 帰ってくる
    ようやく
    待っていた人が
    この場で戦っていたら
    ようやく帰ってきてくれる。
    帰ってくると信じてはいたけど、
    本当かどうかはやっぱり不安で
    その不安を解消されるのかどうかが不安で
    ようやく
    帰ってきてくれる。
    次は
    一緒に札を挟んで座れる日を楽しみにしながら
    今日は
    この場に帰ってきてくれたことを喜ぶ
    苦しかった時を乗り越えてくれたことを喜ぶ

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著者プロフィール

1992年「太陽のロマンス」で第14回なかよし新人まんが賞佳作を受賞、同作品が「なかよし増刊」(講談社)に掲載されデビュー。07年から「BE・LOVE」(講談社)で「ちはやふる」の連載を開始。09年同作で第2回マンガ大賞2009を受賞するとともに「このマンガがすごい!2010」(宝島社)オンナ編で第1位となる。11年「ちはやふる」で第35回講談社漫画賞少女部門を受賞。

「2022年 『ちはやふる(50)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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