- Amazon.co.jp ・マンガ (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063194128
作品紹介・あらすじ
それはちょっとしたきっかけでしかなかった。呼び鈴、電話、合い鍵……その女は確実に俺に近づいて来る。逃げられない恐怖、果たして――。
感想・レビュー・書評
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本当に怖い。自分の身におきたらと思うと…。
外見…異常 思考…異常 行動…異常 全てにおいて誰から見ても異常。
そんな女性につけまわされる男性の話。
ストーカー規制法なるものが施行される様になる前に書かれたものだった気がします。
この話は男がつけまわされるものですが、もちろん逆もあるわけで。
常軌を逸した行動の恐怖感。
何を考えているかわからない相手と対峙したときの嫌悪感。等
逸脱したものに抱く人間の恐怖心を見事に描いています。
ラストに衝撃のシーン。読み終わった後にじわじわくる怖さが待ってます。
この漫画の座敷女はあくまでフィクションですが、実在するものに対してはやはり憤りを禁じ得ませんね。主人公の心情が伝わってくるようです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ストーカーや殺人鬼が手にしている
チェンソーや斧の使用目的は大変わかりやすい。
でも、<紙袋>って一体何!?
謎のアイテム(武器か?)をストーカー女に
持たせる事で、
永遠に漫画が古びて行かない魔法がかけられているかの様。 -
望月峯太郎氏の作品は、初めて読みました。 実写化された作品の”ドラゴンヘッド”は、大好きな作品。 今回の短編集『座敷女(2003)』は、マジで怖い。もう26年前の作品でしたが・・・やっぱ人間が一番恐怖を感じるよ。
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都市伝説的不気味展開。ストーカー怖いな…職場文庫に寄贈します。
そう言えば「ドラゴンヘッド」はどうやって終わったんだっけ? -
最後がちょっとよくわからなかったので軽く他の人たちのレビュー読んでみてからこれ書いてるけどなるほどこれ一冊がある意味都市伝説的な作品だったのか。
はい、怖いっす。こういうストーカー女のホラーものってほんと怖い。小説で前に「リカ」ってやつ読んだことあったけどそれもなかなかに怖かった。
何が怖いってまずストーカーという行為自体に対策を抗じにくいってのがある。例えば警察に駆け込んだとしても多分余程のことがないかぎり大した対応はしてくれないんじゃないだろうか。でも被害にあってる方からしてみたらもう死ぬほど迷惑なわけでしかもそれがサイコ地味た座敷女みたいな奴だったときは本当に恐ろしい。しかもなぜかこの手の作品のストーカー女って「どんなにボコボコにしても立ち上がってくる」「足がめちゃくちゃ速い」「腕力がすごい」っていう謎の高スペックなんだよね。そりゃそんな女がストーキングした上で追いかけてきたらものすごい怖いわ。
一人暮らししてる友人にぜひ貸してあげたい漫画ですね!! -
もうかれこれ15年ほど前の作品ですが全く色あせることなく輝きを放っています。てかマジ怖いっ!今読んでもホンマ背筋がゾーッとします。ストーカーがまだ広く認知されていないときに、こういうテーマを持ってきたところに作者の先見性と恐るべしセンスを感じます。ちまたに溢れるヘタなホラー映画よりよっぽど怖い漫画です!必見!
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昔ドラゴンヘッドが好きで同じ作者だから読んだけど、ホラーマンガとして結末が怖すぎてトラウマな漫画
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何度読んでも怖い…