天上の虹(15) (講談社コミックスmimi)

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著者 : 里中満智子
  • 講談社 (1995年4月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063274769

天上の虹(15) (講談社コミックスmimi)の感想・レビュー・書評

  • 15巻。但馬皇女、月かたぶきぬ、霍公鳥

  • 内容紹介(amazon)
    第41章 但馬皇女
    第42章 月かたぶきぬ
    第43章 霍公鳥(ほととぎす)
    讃良(さらら)が次期天皇と望む珂瑠(かる)はまだ幼い。新都建設は不満の声ばかりで難航する。讃良は、天皇としての自信と強さをとりもどすため大海人(おおあま)との出発点、吉野へ旅出った。
    讃良は珂瑠のため、年上で気丈な紀皇女(きのひめみこ)との婚約をとり決め、草壁をしのぶ狩りを催す。まだ幼く自覚の芽ばえぬ珂瑠だが、次期天皇としての地位を揺るぎないものにするため、讃良は力を尽くす!

  • 柿本人麻呂がようやく宮廷歌人として登場する。宮廷の狩場である阿騎野で詠んだ有名なあの歌が詠まれる。万葉集には感じのいい歌人が何人も登場するが、謎めいた人麻呂に興味を持ってしまう。いつかまとめて調べようと思ったことがあったのにまだ放置したままだった。
    額田王がかつて「熟田津に船乗りせむと月待てば 潮もかないぬ今はこぎ出でな」と詠んだときこの歌人の立場を理解したように感じた。宮廷歌人であったのだった。
    人麻呂が額田王と出遭ったのかどうか、こんなことも知らないが、いよいよ人麻呂の時代が始まった。天智はなく今や持統天皇の時代。天皇を神格化して歌い上げるには人麻呂が必要だった。ひょっとしたらこの歌人がいたから神格化も実行されるようになったのかもしれない。藤原不比等も神格化には大きな利益を得たであろうことも考えに入れないといけない。不比等と人麻呂の関係について論じた本をまだ知らない。
    天皇は神ではない、日本国のシャーマンである、と私は考える。大海人皇子は偉大なシャーマンであったかもしれない。しかしう野讃良はどうしたのだろう。神の声を聞くっことが無かったのかもしれない。人麻呂が勝手に神とあがめたのに乗ったのかもしれない。その辺りのなぞを解きたいと思う。
    天上の虹シリーズの15巻目で初めて身を乗り出した自分がある。途中で放り出さなくて良かった。自分の感性が鈍いことを改めて自覚した。

  • 高市、いいひとすぎる。

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