- Amazon.co.jp ・マンガ (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063287783
作品紹介・あらすじ
2070年代、人間は地球圏を月面にまでようやく押し広げていた。
夢とエゴに満ちた航宙士志望の青年・星野八郎太(通称ハチマキ)の成長を軸に描く、「惑う人々(プラネテス)」たちの物語。「SF」を一段階進めた大傑作。
2002年度星雲賞コミック部門受賞。2003年にはNHKでアニメ放送開始。そのアニメも2005年度星雲賞メディア部門受賞。同賞の原作・アニメのW受賞は『風の谷のナウシカ』以来だと評判になった。
木星往還船計画始動の報せにハチマキは決意する。誰も行ったことのない遠くへ行く。未開の道を切り拓くため、持てるエネルギーの全てを費う、と。「独りで生きて独りで死ぬ。それが完成された船乗りだ」尖りをむき出しにする彼に、口を挟もうとする女がいた。デブリ回収船の同僚、田名部愛。「独りで生きて、死んで、なんで満足できるんですか。バカみたい」ハチマキはそれに抗する言葉を探したまま、搭乗員試験に臨む。
感想・レビュー・書評
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木星往還船計画始動の報せにハチマキは決意する。誰も行ったことのない遠くへ行く。未開の道を切り拓くため、持てるエネルギーの全てを費う、と。「独りで生きて独りで死ぬ。それが完成された船乗りだ」尖りをむき出しにする彼に、口を挟もうとする女がいた。デブリ回収船の同僚、田名部愛。「独りで生きて、死んで、なんで満足できるんですか。バカみたい」ハチマキはそれに抗する言葉を探したまま、搭乗員試験に臨む。(Amazon紹介より)
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アニメではほとんど主役だったタナベはこの巻から登場です。怖い事も沢山描かれていますが、やっぱり宇宙には憧れる。行動に移せる(ロケット作るとかね)人と移せない人がいるだけで、そらに憧れる気持ちは人は皆持ってるのかな。
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御存じの方も多いと思うが宇宙のゴミ拾い(スペースデブリ回収)をしながら航宙士を志望する青年の成長を軸とした群像劇を描く近未来SFコミック。
アニメ化もされたがコミックでは別の展開となっているがどちらも面白いので是非原作も読んでほしい。コミックの方がより哲学的で深いか
もしれない。 -
タナベが出てきた。
アニメよりも強めのキャラだが、愛を大切にしているところはブレていない。
地球防衛戦線はあまり登場しないし、ハキムもあっさりだった。 -
宇宙は
独りじゃ
広すぎるのに
「タナベ」大好きです。 -
■書名
書名:プラネテス(2)
著者:幸村誠
■概要
木星往還船計画始動の報せにハチマキは決意する。誰も行ったことのない遠くへ行く。
未開の道を切り拓くため、持てるエネルギーの全てを費う、と。
「独りで生きて独りで死ぬ。それが完成された船乗りだ」尖りをむき出しにする彼に、
口を挟もうとする女がいた。デブリ回収船の同僚、田名部愛。
「独りで生きて、死んで、なんで満足できるんですか。バカみたい」ハチマキはそれに
抗する言葉を探したまま、搭乗員試験に臨む。
(amazon.co.jpより引用)
■感想
ここからテーマが生きる事と愛する事になったのかな?
全員が、自分で責任を持って生きている漫画です。
だから、すがすがしい。
人から影響を受けながらも、人のせいには一切せず、自分で責任を持って生きている
人々が描かれているからこそ、受けたのかな?
弱さを描いているようで、強さしか描いていない感じがします。
実は、弱者に厳しい漫画に思えます。 -
一心不乱になったことによるハチマキの、これは転落といっていいのか。愛を語るタナベと、犠牲を意にも介さず自らの職務を全うしていくロックスミスと、彼に惹かれて木星への旅を決意するゴローと。様々な人の思惑が、どれも正解というわけでなく入り混じっていく様が見てて不安にもなり、面白くもある。