ブラックジャックによろしく(3) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063288490

感想・レビュー・書評

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  • 3巻の終わり、苦しすぎる

  • 第3巻の前半は「町医者と終末医療」がテーマである。
    究極、医者の中に成功者はいない。なぜなら、不老不死を授けることはできないからだ。人はたいてい病気で死ぬ。であるならば、人の死に、家族の死にどのように向き合うかが、医者の務めであるといっても過言ではない。
    前半とは対照的に、後半は「新生児集中治療室」が舞台である。不妊治療の末、未熟児で生まれた双子。
    しかも弟はダウン症であった。
    つらい、屈辱的な不妊治療を4年間も耐えた末の障害児である。
    死も苦しみ、生も苦しみである。

  • 教授に頭を下げてふたたび研修医として医療の現場に復帰することになった斉藤は、彼と同じ研修医の道場久善がとつぜん病院から疾走するという事件に遭遇します。病院で最後に道場と会った斉藤は、彼の実家を訪ねます。そこでは、町医者である道場の祖父が、地域の患者たちに寄り添って診療を続けている姿がありました。

    その後、NICU(新生児集中治療室)へ回されることになった斉藤は、双子の未熟児の出産現場に立ち会うことになります。ところが、子どもたちの父親は、障がいの可能性のある子どもを受け入れようとしません。それでも斉藤は、子どもたちの姿に生きようとする意志を感じますが、そんな彼らに、双子の弟がダウン症であることが判明するという、さらに残酷な事実が突き付けられます。

    新しい現場でも医療の矛盾に直面し、心を痛め涙を流す主人公の姿に感動します。ただ、テンションについていけるかどうかによって、作品の評価は変わるかもしれません。

  • 町医者の様子を覗いたり、未熟児のいるところに来たり、「医者とは?」「親子とは?」を問い続ける回。

  • 絵は好きじゃないけど
    テーマは非常に興味深い。

  • サンプルにてはまる。

  • 世の中に蔓延る理想論や正義感が現実では利己的な考えでしかない時だってある。それを深く感じ、考えさせられた。

  • 今回は未熟児…内容的に前回にもましてヘビー…

  • ついに、新生児の方まで行ったか。
    未熟児が産まれた親の事なんて真剣に考えた事なかった。
    簡単に片付く問題じゃないんだな。
    本当に辛いのは、親なのか子なのか、両方なのか…
    生命の勉強になる巻だった。続きも読もう。

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