- Amazon.co.jp ・マンガ (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063289718
感想・レビュー・書評
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第9巻は精神科病棟の話。
私自身が精神病についての理解が浅い。
やはり、差別や偏見を持っていると思う。
それが良くないことだとか、それ自体を嫌だとも思うが、どうしてもその感覚があることを認めざるを得ない。 -
斉藤は精神科へと移ることになり、伊勢谷という指導医のもとで研修をおこなうことになります。そこでは、新聞記者の門脇耕太郎という男が、精神科の取材を行なうため、入院患者として受け入れられていました。
伊勢谷と門脇から、相次いで精神障害者に対する差別の問題の深さを指摘された斉藤は、ここでもまた、答えの出ない問いに直面して悩むことになります。
今回はどういう方向にストーリーが進んでいくのか、ちょっと展開が読めないように感じています。 -
参与観察か
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電子書籍にて。面白い。
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精神科での研修が始まる。
患者への「差別」とは何かを考えさせられる。
「主人公自身が人間として大切な何かを持っている」との理解を得ながら、思ったことを実現するために努力するといったストーリーに変わってきて、これまでよりも安心して読めた巻であった。 -
精神科医編です。
精神障害者福祉について考えている最近ですが、この漫画に考えさせられたことというのは本当に大きいです。
「差別」って何?
老人に席を譲るのも差別?
分裂症という言葉は統合失調症という言葉に変わったが、差別そのものはなくなっていない。
佐藤秀峰さんのHP
(http://satoshuho.com/index.html)
で、編集部との確執を描いた漫画を見たが、
斎藤先生の生き方と、作者の生き方が重なって思えるのは私だけだろうか。
ここまで、「作品」としての漫画を超えて、リアルに現状や問題を全身全霊で向き合った作品があっただろうか。
彼が漫画を描くのはなぜ?
彼が患者と向き合うのはなぜ?
読者のため?
金のため?
出版社のため?
とにかく、ここまで「自分の利益」を捨てて現実を見据えながら、「綺麗ごと」を追求する人がいるから、僕はこの作者に本当の意味で尊敬を覚えるのだ。
こういう、真実をどこまでも正直に追求していく馬鹿な人間がいない限り何も変わらない。
僕はこのような人間こそ、歴史に名を残すような人だと思っている。 -
精神科編。
「他人と上手く関われない病気」
まさにその通りだと思った。
誰がなってもおかしくない。
人間は誰だって病気になってからしか気がつけない。
病気は特別な物ではない、という事に。 -
統合失調症患者の割合にビックリ
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スマホで読んだ。