夏目家の妙な人々 (KCデラックス)

  • 講談社
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本棚登録 : 110
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063340334

感想・レビュー・書評

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  • 「夏目」つながりというわけじゃないけど。
    夏目友人帳を読んだ時、わかつきめぐみさんを思い出して、
    以降気になって読み返している。
    とはいうものの、そんなに読んでたわけでもないのでこれは
    初読。
    細いけどもしっかりとした線。完成した作風。

  • 何となく夜のお供にチョイス。
    夏目父みたいになりたいなあ
    (10.09.18)

    夏目蒼一郎と夏目父の出てくる話が読みたくて、
    「きんぎんすなご」と迷ったんだけどこっちの方が取りやすかった。

    七夕の話が好き。


    子どもが小さいとき、ずっと手にとりやすい所に置いていました。
    いつの間にかあっちこっち落書きされてる・・・・orz
    (09.02.11)

  •  わかつきめぐみさんの作品はどれもどたばたしてるのに何故か和やかな所が魅力だと思う。 これはそんな彼女の作品の一つ。 他にも「月は東に日は西に」を
    押したい所だけど何せ画像が無いorz<br>
     楽しければそれでいい、そんな自分の考えを通す主人公は高校生。 口は達者だけれど行動は馬鹿の一点。 物事をしっかり見つめているモノの、自分の不運は家族の所為だと信じて疑わない。 けれどネガティブではなく、むしろ逆境をバネにして生きて居るんだと自分に言い聞かせている。 そんな主人公には兄と弟、そして父母が居るのだが…そのキャラは誰もが面白い。 機会があれば一度ご覧有れ。 読後に残る祭りの後の静けさのような和やかな気持ちは中々心地良い物だ。

  • 大好きなわかつきめぐみさんの作品の中でも一押し!
    夏目家最高です(>w<*)
    某破天荒で快刀乱麻の探偵好きならはまるかもw

  • 夏目蒼一郎の高校時代のお話。この家族、なんだかあったかいなぁとそう感じます。「きんぎんすなご」の番外編と思って読んでもいいかもしれませんが、これ一作でも十分楽しめると思います。

  • わかつきめぐみの作品はどれこれも大好きで、甲乙つけがたいのですが、一つ選ぶとしたらやはりこれ。
    『きんぎんすなご』の夏目蒼一郎氏の高校時代のお話。こんな家族であったことはなく、ありたいと願ったこともないですが、町の片隅でこんな家族がいて欲しい。そんな作品です。続編が読みたい。

  • やっぱり夏目さんは素敵だなぁと。「きんぎんすなご」の番外編?

  • はるちゃんとすみちゃん。良い関係の夫婦ですよね^^
    夏目家の人たち。妙かどうかは別として、みんな、なにげにものすごく賢くて鋭い。
    なのに、どこかほんわりしていて^^
    是非とも一緒にいたい家族ですね。はるちゃんなんて、絶対に一緒に住んでみたいと思いません?
    蒼一郎君も友達に欲しいし。
    他の家族の人たちとつきあう事なんて、全くと言っていいほど無い今の自分の生活。
    小さい頃は、よく自分が友達の家に遊びに行ったりして、それで家族ぐるみと親しくなった事もあったんだけど、その友人と違う高校に入学したことから、いつのまにか、その家族とも全然会わなくなってしまいました。風の噂では、その友人結婚したとか^^
    『GWのピクニック』の巻で、はるちゃんと久里子ちゃんにおいてかれた?(笑)蒼一郎君と実加子ちゃんが話してる言葉の数々。
    「なぜ人は本当のことを言われて腹たてたり逃げたりするのだ?」
    ってやつ。美香子ちやんと同じで、
    もちろん、言われたくないから。
    何故かと問われると、やっぱりその本当の事が自分自身の嫌いな面、気に入っていない面だと、それは自分で認めたくない。
    そして、気付かないふりをしていたいし、人には見られたくない。
    ここで更に何故?と 問われると……
    自分が自分に対して持っている嫌いな面を、他人が気に入ってくれるわけ無いと思うからだ。そして、そんな自分を他人は嫌ってしまうのではないだろうかと……
    だから、その自分自身に対する自分が嫌いな一面は決して他人に見られたくない。
    だから、いざ他人にそこを突かれると、その部分を他人に見抜かれていたことに、その人が自分をそう見ているのではないかという怖さと、それを見られた恥ずかしさに胸が熱くなってしまうんだよね。
     そんな事を一通り考えさせられたあとで、蒼一郎君は「だがぼくはそのことで自分を卑下したりしないぞ」って。
    その一言は実加子ちゃんと同じく本当に ─────あ って気分になりました。
    でも……ここで卑下すること無いじゃんって、言われて……一歩間違えて、そうだねって、気にしないでいこうって納得してしまったら……自分って変われないんじゃないのか?
    それでは今までと一緒。
    何も変われずに、逃げて開き直っただけになるのでは?
    自分を卑下しなくて良いように変えていかなきゃね。
    なら、何処を変えていけばいいのか?
    それが判らない。
    自分が突かれたその言葉。そのどの部分に自分は一番逃げたくなって腹をたてたいて……そしてその原因は何なのか。それを探すところから始めなきゃ。
    そしてそれを短冊に書き出せるくらいに表に出して判ることが出来たなら、
    そうしたらきっと、変われるんじゃないかな。
     七夕の時の実加子ちゃんとはるちゃん、そして、家に帰ってからの実加子ちゃんとお母さんのやりとりもだけれど、ああいうこと言えるはるちゃんって、やっぱり素敵ですね。

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