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みんなの感想・レビュー・書評
現在『団地ともお』連載中、小田扉さんの初期短編集にして初の単行本。
父親が蒸発、母親は自殺し、三人暮らしとなった兄妹の日常「話田家」。
自分が生まれる直前に死んだ母親の「死んでしまってゴメンね」という罪悪感の名残と感じて、自分の体にできた腫瘍を切除できない初老の男「しょうがない人」など収録。
やたら重い設定とナンセンスギャグ。
ギャグマンガで自殺した母親について、「水に浸っていたせいか母は二割ほどふくれなぜか緑色がかっていた」と描写するのは相当異質だろう。
全体的に、喜怒哀楽とかとは異なる、名状しがたい感情の動きに共感させられる。
あと言語センスが面白い。
「「煮るなり焼くなり勝手にしろ」と言ったのに、「煮ても焼いても食えん奴だ」と言われた時のかんじだ」とか。
小田扉さんの書くエッセイとか読んでみたいな。
染みる
なんか染みる
そんでなんか残る
油汚れですね
染みる作品はなかなかないですが
且つ残る作品てのはさらにないです
汚いの、上等
生きるってそういうことでしょう?
初期短編集。絵も語り口もソフトですっとぼけた感じだが、その実人間の薄暗い部分とか描くのが上手い人だなあ。とりあえず表紙が可愛い!
この作品、間の取り方と擬音の使い方がとにかく上手いです。切ない系のシチュエーションが多いのですけど、その重さを感じさせない、とても薄い空気感が秀逸。小田扉大好きです。
表題作の「こさめちゃん」を筆頭に、おかし切ない小田ワールドがぎっしり詰め込まれた1冊
特に、父親が蒸発し母親は自殺、残された3兄弟の日常を描いた「話田家」のシリーズは秀逸
悲劇的な設定のコメディを飄々と書き散らかす感じが、好き
他の所で書いたことがあるが、小田扉の描く女の子は非常にかわいい






