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この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
画を見せる技が凄いです。
人間の奥底の心理をここまで表現できる方を他に知りません。
才能に恐怖すら感じます。
ある日、沢山本を読んでいそうな人が「読書してて共感したり誰かに感情移入したりする事が全くない」と言っていた。
…何だろ、自分がこの漫画が好きなだけに妙に哀しかった。
読書に没頭してた中学生時代をリアルに思い出した。
そうそう、こんなだった。
こんなジレンマ感じてた。
もどかしくて切なくて懐かしい時代。
地元の図書館。主人公が本にのめりこみ、ジャックと一体化していく様が面白い。同時収録『マヨネーズ』もよかった。
再読
この本と「絶対安全剃刀」と通販で購入したのが約5年前。難解でやはり好みに合わなかったから整理して手放すと決めて取り出していた。処分する前に再読。当時とまた感想が違う。惜しいかなやっぱり。
本を読む幸せをめいっぱい感じることができた。
物語に没頭するあまりに現実と本の世界の境界がおぼろになる場面は圧巻。ところどころに斬新な表現が取り入れられている。
高野文子初体験。今まで気になりつつも何だか敷居が高い気がして、名作と誉れ高いこの本も、書店の棚から出しては戻しを繰り返し、結局迷って買わず、が何度あったかな。 ようやく購入に踏み切ったのは、新刊でもないのにど〜んと二列に平積みしている書店に出会ったからだ。その心意気よ! 読んでみて、脳味噌が痺れる感じがしました。こんな読後感は初めて。格調高く、コミカルなのに切なく、読み返すほどに味わい深く。た... 続きを読む »
2004年に読んだ中ではこれがベスト1です。
「チボー家のジャック」を読んだ少女時代の思い出をコラージュのような短編マンガに仕上げたものです。
翻訳者の遺族の了解を得て、翻訳の文章が途中に織り込んでありますが、これは訳者には最大のオマージュになったかも。
読書好きの人たちの間ではかなりの話題になったもの。
Amazonで内容を知らないまま取り寄せたけど、う~ん、参ったという1冊だった。評価は、満点。それしかないでしょう。
完了日 : 2009年03月06日
深くて静かなのがいい。
私の中ではマンガという範疇にはない作品。(マンガに失礼か?)久々に手にしたら黄色いカヴァーが本棚で日焼けして白地になっていた。
そう、誰にだって「黄色い本」があったと思う。 読んでるとすっかりその世界に吸い込まれてしまって、夢中で、一緒に生きている気持ちになってしまった本。
幸福な読書。
日常のさりげなさ、ユーモア、そしてちょっとの冒険心が一杯に詰まってる漫画。
ちえちゃんの回がとっても好き。
「虫と歌」の市川春子さんがかなり影響を受けているらしいということで読んでみたのですが、僕にはちょっと早かったようです。
ゆるゆるとした雰囲気が不思議です。
全体を通して出てくる、頭の中で空想が膨らんでいくという思考の癖が、私と似ているな…と感じました。
それをテーマにしただけで作品になるなんて凄いです。
絵も上手くて羨ましい。俯瞰のアングルが良いです。
特に『黄色い本』。
現実よりも物語に興味をもったり、物語の世界が頭を埋め尽くして現実と物語が混じっていくさま。
今まで何より近く自分と一緒にいたもの(物語)との別れ。
何度か読み直す度に、じわじわ魅力が増すように感じました。
それから、1ページ目…計算された綺麗な画面に感動しました。

相変わらずの鋭い目線。澄み切った冷たい川のような作品。どんどん世界がクリアになっていく。こんな田舎で、デュ・ガールを読むなんて、そりゃ理解されないだろうな。孤独感とか、連帯感とか、そういう所でもがいて...





