- Amazon.co.jp ・マンガ (158ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063375688
感想・レビュー・書評
-
主人公の女の子の高校生特有の若くて強くてまっすぐな姿勢を、なにより絵柄で印象付けているって言うのは…なんとも小野塚カホリらしいです。目が力強くて本当に魅力的でねえ、大ゴマになるとどーしようもなくドキドキしてしまう。髪の毛の線ひとつ取っても美しい。
自分がかつて愛した人の娘にこんな風に「なんで?どうして?」ってぐちゃぐちゃに詰め寄られても、大人として向き合おうとする男も格好良くみえるしね。でもこの男のひとは本当はそんなに立派な人じゃなくて、高校生の女の子から見ると大人である、っていう意味だろうなと思いました。実際踏み入れられたくないラインがあったわけだし。
色々褒めてみたものの、私この話全然好みじゃありませんでした。相変わらずなにもかも巧いなあ、と思って終わった。なんでだろう?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
女子は可愛くて男子・男性は格好良いんだもんやっぱり大好き!
りさ子もやっぱり可愛いよ。私こうゆう娘を好きになっちゃうんだろうな男子だったら。
喪失したり傷ついたりして大人になるのよねっていう話だった、かな?
絵柄にかなり視線を奪われているためストーリーはさっと読んだ感じだったかも。
高校生は瑞々しくってすごく素敵に思う。あと舞台が素敵ね。 -
両親が交通事故で他界。
母親の不倫相手・黒崎に引き取られた女子高校生・瀬良。
黒崎と暮らし始めたことがきっかけで、
瀬良を取り巻く世界に変化が!!
両親が亡くなったってのにあまり悲しんでる様子のない瀬良…
黒崎も瀬良の母親を好きだったってだけで引き取る。
引き取られてから瀬良の彼氏や親友のりさちんの関係も微妙なものに…
絵柄もあって退廃的な感じで淡々と話は進むんだけど
実は4人とも虚無感があるんでないのかな。黒崎はまぁ~置いといて、ちょうど思春期って色々考えるよね -
いつも冷めてる高校生の瀬良が主人公。瀬良の彼氏と友達がやっちゃって、でも執着する気持ちもなくて、あっさり淡々と進む。色々あるけどどれもあっさり…好きな人は好きなのかな?こういうのも。
最後は、いつも待ってくれている人の側にいたくなるよね、という話。 -
父親の不倫相手と暮らすことになった女子高生のお話。短編でなく長編で読みたかったけれど、この物足りなさこそ、高校時代に感じていた退屈に近しいのかもしれない。
-
何か平凡な話にまとまってます。
-
少年少女のぬるいじごく
-
小野塚さんのマンガ好きですがコレ特に好きです…。
-
やっぱり小野塚氏の描く女の子は可愛い。主役のあの無色で無味な感じが好き。
あとはおとなの男の人とか、一途で直情的で気まぐれで高スペックなのに残念な少年とか、自己愛と自己否定に生きる少女とか、登場人物がぶっとんでなくて割とリアル。一番受け入れやすい作品じゃないかなー
成人して結婚している大人が、何故こうも『思春期』を上手く描けるのだろう。どこかに落としてしまったり、捨ててきた形の定まらない感情たちを。 -
小野塚カホリ少女漫画。瀬良ちゃんがかわいかっこいい。