- Amazon.co.jp ・マンガ (141ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063376531
作品紹介・あらすじ
恋物語の名手がオムニバスで贈る切なく温かいリアル女子ストーリー!
おひとり様ライフ満喫中の書店員・久里子さん、初めての彼氏に振られてどうしていいかわからない女子大生・未和ちゃん。恋人と同棲中ながら、生活時間帯がまったく合わない0L・悠希さん…。恋物語の名手がオムニバスで贈る切なく温かいリアル女子ストーリー!
感想・レビュー・書評
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谷川史子先生の漫画はこれが初。
なるほど、こういう感じか。
この感じ好きです。
感性勝負というか、雰囲気勝負というか…。
この本はおひとり様な女子達が主人公。
おひとり様は彼氏とかパートナーが居ないとか、遠距離恋愛中とか、まぁ、すぐ隣に現在は温もりが無いって女の子と思っていいのか?
そんなおひとり様達が主人公です。
こう…、上手いところついてると思います。
普段は大丈夫でも、ふと寂しくなることだってあるよね!
一人飯も一人居酒屋も行けるけど、ふと誰かと行きたくなることもあるよね!
それぞれみんなおひとり様だけど、無理にパートナーを作ろうともしてなくて、みんなそれぞれ頑張って生きてます。
ガチガチの恋愛漫画もいいけど、こういう寄り添ってくれる系の漫画もいいと思える歳になったんだなぁ。
そんな私もおひとり様です。 -
20代~30代の女性達を主人公とした、谷川史子先生による短編集。「おひとり様」という単語から恋愛に対してネガティブな女性達のストーリーかと思っていたのですが、全くそんなことはありませんでした。結婚を考える31歳OL、遠距離恋愛中のカップル、恋が終わったばかりの大学生など、様々な「おひとり様」の形が描かれます。オムニバス形式ですが世界観は繋がっている様で、登場人物同士が知り合いだったりします。
ひとりでいるからこその楽しさ、寂しさ、幸せというものがあると思うんですが、それが谷川先生独特の柔らかいタッチで表現されています。パートナーの有無は関係なく、精神的に自立し、幸せになる努力を惜しまない女性はかっこいい。第一話の主人公山波さんのライフスタイルは、読書好き独身女性の憧れだなあと感じます。週末は仕事が終わるとまっすぐ家に帰り、借りてきた映画をのんびり見る。あついお風呂にゆっくりつかった後は、ワインとクラッカーを片手にお気に入りのソファで読書をする…。こんなおひとり様になってみたいものです。 -
谷川節健在。
しかし、真の意味での「おひとり様」度はさして高くはないんだよなー。
相手がいるのに(遠恋にしても何にしても)ひとりで過ごすことを「おひとり様」とは言わねえ。断じて言わねえ(泣)
まあ谷川好きなんで何でもいいんですけどね(笑) -
「この星のどこか離れた場所でだれかが私のことを考えている」
「あたし変われるかな 変わりたいな」
「カレシの携帯なんかいじるもんじゃない。もめごとのタネをわざわざ見つけることないじゃない」
「そんな目で見始めるとなにもかもがあやしく見えるから不思議だ。行動は今までと同じはずなのに」
「なんであたしすきなひとのことうたがってんの…?」
「へこんでんだからへこませてくれたっていいじゃん。男だってな まともな言葉でハッパかけられるより甘やかされて受けとめられたい時もあんだよ」 -
レンタル
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彼氏がいない人、遠距離の人など、「おひとり様」が主人公の短編集。
1人でいても楽しい、というだけなのに、彼氏がいない=劣ってる、何か難ありみたいに見られるのが嫌です。
そういった葛藤だったり、結婚したい!でも誰でもいいのか?結婚て?みたいに考える話だったり、色んなバリエーションが楽しめてとても満足です! -
こういうの大好きであるうちは結婚できないのでしょうか
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朝食のおともに。ちょっと色々刺さるけど、結末が温まるものであるのはありがたい。
甲子園の話とお見合いの話が好き。
あと告白物語の「逃げ道をたくさん作った」というぶっちゃけもいいw