- Amazon.co.jp ・マンガ (132ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063377279
作品紹介・あらすじ
野鳥・家庭菜園・猫・方言から、わんこそばやカマキリや夕焼けやガスタンクまで、“日常”のすべてをネタに綴られる北東北ベッドタウン・身の丈ワイルドライフ!ネタに綴る「身の丈ワイルドライフ」。
2011年3月11日、北東北・M市はこんな夜を迎えていた──モーニング掲載時に大きな反響を呼んだ「震災の記」前後編を収録。作者のサイン会で、来場者 に1コマずつ配られた幻の作品「100コマまんが」の全貌も明らかに! エサ台の野鳥から猫から町内会費まで、あらゆる“日常”を題材に送る大人気エッセイ漫画11冊目。福満しげゆき公認、『僕の小規模な生活』リスペクト企画 『私の小規模な鳥活』も収録!!
感想・レビュー・書評
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盛岡市郊外におすまいのとりのなん子さんによる作品。漫画なんだけど(笑)。
ちょうど、この漫画の連載が始まった頃に、私の盛岡行きが決まり、とっても楽しみにしておりました。実際に暮らし始めてからは、「うん、そうそう、こーなんだよね!」と思うことが多くて、やっぱり今も楽しみにしています。日々の日常というのは、丁寧に観察すると、とても魅力のあるものなのですね。
さて、この11巻には、「その日。」(3月11日)のことが書かれています。その日、盛岡にいた人間としては、とても共感するものがあります。当日は、停電で情報が手に入らなかったので、何が起こっているのか、よくわからなかったし。
でも、それでも、「日常を取り戻すために、それぞれが役割を務めようとしている」のは本当で。自分が日本人であることを誇りに思える日々でした。
ということで1~11巻まで、おすすめです。北国ライフをしてみたくなりますよん♪詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
癒されます。
読み終わった後は野鳥を探してしまいます。
東北在住の漫画家さんなので、
安否が心配でしたが、新刊が読めて嬉しかったです。
この巻では少しだけ震災の事も描かれてました。
お兄さんの話には泣きました。 -
2012-1-11
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春が近づく。今年もいつもと同じ春が来るはずだった。そしてその日は突然来た。岩手内陸に住む作者が、震災の日の出来事を描いた回を収録。また海に行こうと思う日は来るのだろうか。
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2011年3月11日の東日本大震災、その日の「震災の記」前・後編、100コマまんがは、必読!
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モーニング ’10年52号~’11年27号に掲載
2011年3月11日の震災が2わに渡って描かれている。
著者 9月24日生まれ
3~5歳までJ町に住む。
実家近くに一軒家を借り住まう。
2006年11月26日仕事場エサ台完成。
3年後?更に数百メートル離れた所へ転居。
クリームパンが嫌い。
ペット:金魚(更紗のコメット)まるちゃんときんちゃん(きんちゃんは体長15cmで直径2㎜の25cmの糞をする)
母(160cm)以前眼科で医療事務のパートをしていた。ねんりんピックに出場経験あり。
父(一時期K市へ単身赴任)
兄(小学校教師→教育委員会)
兄嫁
甥っ子(06年で4歳?)
姪っ子(スキーで骨折)
イトコ(従姉?) 声楽。登山が趣味。ペット犬のジョン(雑種16歳で老衰死)
裏の家の猫 ミーちゃん8kg
最後に載っている広告の『とりぱん大図鑑』ほしい~~~。 -
(2014.06.21読了)(2014.06.13借入)
第272羽~第296羽が収録されています。秋から春にかけてのお話です。
第289羽と第290羽が、東日本大震災のM岡市での体験話になっています。3月11日は、停電のため何の情報もなく暗くて寒い中ですごしたようです。停電が復旧したのが3月13日、そこで初めてテレビで、東日本大震災の惨状を見たようです。それ以後は、多少買い物の不便があったようですが、ふだんの生活にもどったとか。
表紙はメジロです。椿の木とかで見かけたりします。
最後尾には、猫とかもの恋物語を描いた「100コマまんが」がついています。
いろんなものが書けるんですね。
本編の方は、金魚の話が時々はさまってきますが、だいたいは鳥の話が多いようです。
キレンジャク、カワラヒワ、などが登場しますが、あとは、お馴染みのツグミ、ヒヨドリ、オナガ、シジュウカラ、オオバン、シメ、エナガ、カラス、といったところでしょうか。
☆関連図書(既読)
「とりぱん(2)」とりのなん子著、講談社、2006.09.22
「とりぱん(3)」とりのなん子著、講談社、2007.05.23
「とりぱん(5)」とりのなん子著、講談社、2008.05.23
「とりぱん(6)」とりのなん子著、講談社、2008.11.21
「とりぱん(7)」とりのなん子著、講談社、2009.05.22
「とりぱん(8)」とりのなん子著、講談社、2009.11.20
「とりぱん(9)」とりのなん子著、講談社、2010.05.21
「とりぱん(10)」とりのなん子著、 講談社、2010.11.22
「野鳥ガイドブック」志村英雄・山形則男・柚木修著、永岡書店、1990.04.05
「ひと目で見分ける287種 野鳥ポケット図鑑」久保田修著、新潮文庫、2010.04.01
(2014年6月25日・記)
内容紹介(amazon)
野鳥・家庭菜園・猫・方言から、わんこそばやカマキリや夕焼けやガスタンクまで、“日常”のすべてをネタに綴られる北東北ベッドタウン・身の丈ワイルドライフ!ネタに綴る「身の丈ワイルドライフ」。
2011年3月11日、北東北・M市はこんな夜を迎えていた──モーニング掲載時に大きな反響を呼んだ「震災の記」前後編を収録。作者のサイン会で、来場者 に1コマずつ配られた幻の作品「100コマまんが」の全貌も明らかに! エサ台の野鳥から猫から町内会費まで、あらゆる“日常”を題材に送る大人気エッセイ漫画11冊目。福満しげゆき公認、『僕の小規模な生活』リスペクト企画 『私の小規模な鳥活』も収録!! -
大好きです!!
この人の日常を見つめる視線に、毎回ため息をつかされます。 -
大好きな鳥のギャグまんが、舞台は東北。この巻は震災の日のことが描かれている、とても大事な本。とりぱんは、眠る前に布団のなかでいつも読みながら眠る、面白くてほっとするんだけど、この巻は泣いて泣いてそのまま眠る。どっちにしろ眠れる。最後にでてくる猫と鳥のお話もすばらしい。
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あいかわらず”つぐみん”のだめっぷりが際立ちます(笑)そしてあの震災の作者の体験が載っています。